マッスルのワークフロー
 
 
 

Maya マッスルでスキン デフォメーションのセットアップを行うためのオプションがあります。

手順 1: リグに基礎的なスキン デフォメーションを設定する

リグに基礎的なスキン デフォメーションを設定するには

  1. ジョイントやボーンを含むポリゴン スキン メッシュがあるリグをロードします。
  2. ジョイントまたはボーン オブジェクトをカプセルに変換します。詳細については、 Maya ジョイントをカプセルに変換するを参照してください。
  3. スキン メッシュにマッスル デフォーマを適用します。詳細については、 マッスル スキン デフォーマを適用するを参照してください。
  4. ボーンまたはジョイント オブジェクトをスキン メッシュに接続します。詳細については、 マッスル オブジェクトをマッスル デフォーマに接続するを参照してください。
  5. リグにデフォルト ウェイトを適用します。詳細については、 デフォルト ウェイトを適用するを参照してください。
    注:ビューポートがシェーディング モードになっていることを確認します。
  6. ウェイトをペイントすることで、デフォルト ウェイトを洗練させます。詳細については、 マッスル ウェイトをペイントするを参照してください。

    これでジョイントまたはボーンによる基礎的なスキンのセットアップができあがりました。マッスルの作成に移ります。

手順 2: リグにマッスル デフォメーションを設定する

マッスル デフォメーションとスキン デフォメーションでリグを設定するには

  1. メッシュへのジョイント/ボーン/カプセル オブジェクトに基礎的なウェイトがペイントされているリグをロードします (詳細については、 手順 1: リグに基礎的なスキン デフォメーションを設定するを参照してください)。
  2. 使用するマッスルを選択し( マッスルのタイプ参照)、マッスルを作成します。
  3. マッスルの場合は、収縮と伸長のポーズを設定します。詳細については、 マッスルのポーズ状態を設定するを参照してください。
  4. マッスルを目的の形状にスカルプトします。
  5. マッスルをマッスル スキン デフォーマに接続します。詳細については、 マッスル オブジェクトをマッスル デフォーマに接続するを参照してください。
  6. マッスルにデフォルト ウェイトを適用します。詳細については、 デフォルト ウェイトを適用するを参照してください。
  7. マッスル ウェイトをペイントすることで、ウェイトを洗練させます。詳細については、 マッスル ウェイトをペイントするを参照してください。
    ヒント:マッスルのウェイトをペイントする場合は、マッスル ペイント(Muscle Paint)ツールのインフルエンス リストにあるジョイントまたはボーン オブジェクトを右クリックし、保持(HOLD)オプションを有効にします。領域から次の領域への減衰が、リグ全体を通じて一定であるように設定するには、ボーンとマッスルをそれぞれ 1 つずつロック解除し、そのマッスルにウェイトを追加します。詳細については、 マッスル ペイント(Muscle Paint)ツールを参照してください。

手順 3: キャッシュを作成して高速再生する

マッスルのウェイト付けを終えたら、ノードやファイル キャッシュを作成することで、アニメーション再生をより簡単に行い、ライティングやレンダリングをより素早く行えます。詳細については、 キャッシュを作成するを参照してください。

注:Maya のジオメトリ キャッシュの機能を使用してキャッシュを作成することもできます。詳細については、「 ジオメトリのキャッシュの概要」を参照してください。