タイム ワープの作成と編集
 
 
 

タイム ワープを使用すると、クリップのアニメーション カーブを修正しなくても、クリップのタイミングを変更することができます。タイム ワープは通常、クリップのアニメーションを反転させたり、クリップのアニメーションにイーズ インまたはイーズ アウト効果を適用するときに使用します。

タイム ワープの作成方法には、クリップを作成または複製したときに自動的に作成する方法と、既存のクリップを選択してタイム ワープを作成する方法があります。 アニメート > クリップの作成(Animate > Create Clip)を参照してください。タイム ワープは、クリップの作成時にデフォルトで作成されません。

クリップにタイム ワープを作成すると、タイム ワープ カーブが階層内でクリップの上に追加され、クリップ上には緑色のバーが表示されます。 タイム ワープを参照してください。このタイム ワープ カーブを操作して、タイム ワープがクリップのアニメーションにどのように影響するかを調整できます。

注:複数のタイム ワープを使用すると、パフォーマンスが低下することがあります。使用するときには、注意が必要です。

クリップのタイム ワープを作成するには

  1. タイム ワープを作成するクリップを選択します。
  2. 次のいずれかを実行します。

    クリップ ノードのタイム ワープの有効化(Time Warp Enable)アトリビュートがオンになり、新しいタイム ワープ カーブがクリップに表示されます。デフォルトでは、タイム ワープ カーブの範囲は 0 ~ 100 で、そのアニメーション クリップに対する割合を表しています。時間 0 はクリップの最初であり、時間 100 はクリップの最後です。

    トラック ビュー領域では、緑色のバーがクリップ上に表示され、そのクリップが現在タイム ワープから影響されていることがわかります。

タイム ワープを編集するには

  1. そのタイム ワープが含まれるクリップを選択します。
  2. Trax ツール バーで、アニメーション カーブをグラフ化します(Graph Anim Curves) ボタンをクリックします。
  3. グラフ エディタ(Graph Editor)のアウトライナでタイム ワープ カーブを選択し、すべてをフレームに表示します(Frame All) ボタンをクリックするか f キーを押して、タイム ワープ カーブをフレームに割り当てます。
  4. グラフ ビューで、キーの挿入ツール(Insert Keys Tool)を使用してキーを挿入し、移動ツール(Move Tool)を使用してカーブを調整します。

    グラフ ビューでこれらのツールを操作するときは、を使用します。

クリップを作成するときにタイム ワープを作成するには

  1. クリップに配置するアニメーションのキャラクタを選択します。
  2. Trax メニュー バーで、 アニメート > クリップの作成(Animate > Create Clip) を選択します。

    クリップの作成オプション(Create Clip Options)ウィンドウが表示されます。

  3. タイム ワープ カーブの作成(Create Time Warp Curve)をオンに切り替えます。

    キャラクタのアニメーション カーブとアクティブなタイム ワープ カーブを含むクリップが表示されます。この状態で、クリップを作成すると、各クリップにアクティブなタイム ワープ カーブが作成されます。

タイム ワープ カーブを有効/無効にするには

  1. 有効または無効にするタイム ワープ カーブが含まれるクリップを選択します。
  2. アトリビュート エディタ(Attribute Editor)またはチャンネル ボックス(Channel Box)で、タイム ワープの有効化(Time Warp Enable)アトリビュートをオンまたはオフにします。

クリップを作成するときのタイム ワープの自動作成をオフにするには

  1. Trax メニュー バーで、 アニメート > クリップの作成(Animate > Create Clip) を選択します。

    クリップの作成オプション(Create Clip Options)ウィンドウが表示されます。

  2. タイム ワープ(Time Warp)オプションのタイム ワープ カーブの作成(Create Time Warp Curve)をオフに設定します。