ファー ディスクリプション(Fur Description)ノード
 
 
 

以下はファー ディスクリプション(Fur Description)ノードのアトリビュートのディスクリプションです。

関連項目

ディテール(Details)

ファー ディスクリプション(Fur Description)アトリビュートに対して、対応するサブセクションがディテール(Details)セクションにあります。ここで、そのアトリビュートに対する追加の値を定義することができます。詳細については、 ファーのアトリビュート値をランダムに変えるおよび アトリビュート マップ値の範囲を変更するを参照してください。

マップ オフセット(Map Offset)

アトリビュート値をオフセットする係数を設定します。たとえば、ファーの長さ(Length)アトリビュートのデフォルトの値の範囲 0 ~ 1 を 4 ~ 5 に変更する場合は、オフセット係数を 4 に設定します。

マップ乗数(Map Multiplier)

アトリビュート値を乗算する係数を設定します。たとえば、ファーの長さ(Length)アトリビュートのデフォルトの値の範囲 0 ~ 1 を 0 ~ 10 に変更する場合は、乗算係数を 10 に設定します。

ノイズ振幅(Noise Amplitude)

アトリビュートのノイズ値を設定します。0 に設定すると、ノイズやバリエーションは適用されません。

ノイズ周波数(Noise Frequency)

アトリビュートのノイズ周波数を設定します。ノイズ周波数(Noise Frequency)の値を高くするほど、一定の距離または領域にわたってさまざまに変化します。

mental ray

ボリューム ファー(Volume Fur)

ファーをより効果的にレンダリングし、mental ray でのファー レンダリングの質を向上させるには、次のアトリビュートを使用します。これらのアトリビュートはボリューム ファー シェーダとともに使用する必要があります。ヘア プリミティブ(Hair Primitive)ファー シェーダとは併用できません。詳細については、 mental ray for Maya ファー レンダー設定を参照してください。

サンプル(Samples)

ファーのアンチエイリアシングを制御する この制御はグローバル設定には依存しません。つまり、グローバルのアンチエイリアシング制御の精度が低く設定されていても、高精度のファーを得ることができます。精度を上げるには、この値を大きくします。ただし、高精度にするほど、レンダリング時間は長くなります。モーション ブラーがある場合は、一般的には小さなサンプル値で十分です。範囲は 1 ~ 8 です。デフォルト値は 5 です。

モーション ブラー(Motion Blur)

モーション ブラーを有効にします。詳細については、『レンダリング』ガイドの「 モーション ブラー」を参照してください。

モーション サンプル(Motion Samples)

時間ドメインでアンチエイリアシング精度を設定します。レンダリングの精度を上げるには、この値を大きくします。ただし、高精度にするほど、レンダリング時間は長くなります。ファーの動きが速いほど、この値を大きくする必要があります。範囲は 1 ~ 64 です。デフォルト設定は 11 です。

シャドウ密度グリッドを使用(Use Shadow Density Grid)

この機能を使用して、ファーのセルフ シャドウおよび 1 つのファー オブジェクトから別のファー オブジェクトに投影されるシャドウを加速します。この機能をオンにすると、セル フ シャドウはレイ トレースされません。代わって、ボリューム ファーの表示を使用して概算されます。この機能をオンにすると、通常はシーンのレンダリング速度が上がります。

シャドウ密度スケール(Shadow Density Scale)と併用すると、セルフ シャドウの不透明度を制御できます。

シャドウ密度スケール(Shadow Density Scale)

セルフ シャドウの不透明度を設定します。シャドウ密度グリッドを使用(Use Shadow Density Grid)をオンにした場合、このアトリビュートは自動計算されないため、手動で設定する必要があります。