マッスル クリエイタ(Muscle Creator)ウィンドウの 1 つの利点は、ウィンドウを使用してマッスル シェイプを大きくすることによりマッスル シェイプをスカルプトしやすくできることです。つまり、マッスルを選択し、ポイントを実際のモデル サーフェスの外へ「成長」させることができます。マッスルのシェイプを手動で編集する必要がなくなるため、マッスルのモデリング時間を短縮できます。
マッスルの長辺に最も近接して沿っているジョイントやボーンが、リファレンスとしてウィンドウで設定されている必要があります。
たとえば、回転部内側のマッスルの場合、上腕ジョイントをメイン ボーン、肘ジョイントを先端ボーンに選択できます。メイン ボーン チップ(Main Bone Tip)オブジェクトが自動的に選択されます。うまくいかなかったり、正しいボーンが見つからない場合は、正しいチップ ボーンを選択し、もう 1 つの「<<<」ボタンを押してそのボーンをチップとしてロードします。
デフォルトでは、選択した開始/メイン ボーンと終了/チップ ボーンで定義される中心線から外側へ成長します。成長(Grow)設定にある角度(Angle)範囲内のポイントすべてが成長します。
% レスト/収縮/伸長(%Rest/Sq/St)フィールドに設定した値によって、マッスルの断面が成長させるサーフェス(Grow To Surface)で選択したサーフェスの外側に成長します。% レスト/収縮/伸長の値を 100% より大きくすると、マッスルは成長させるサーフェス(Grow To Surface)で選択したメッシュのシェイプに基づいて成長しますが、選択したメッシュよりも大きくなることがあります。
マッスルを成長させると、マッスルの断面ポイントが実際に移動することに注意してください。マッスルが NURBS サーフェスで断面のポイントが正確にはサーフェスに存在しないため、脂肪(Fat)値が 0 で 100 % に設定されていてもサーフェス メッシュからオフセットされている場合があります。