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基礎知識
レッスン 4: コンポーネントとアトリビュート
コンポーネント
テンプレート表示
シーンが複雑になってきた場合には、シーン内のオブジェクトのいくつかの表示をテンプレート化すると、必要なオブジェクトだけをもっと簡単に選択できるようになります。オブジェクトの表示をテンプレート化すると、ワイヤフレームのカラーがグレーに変わります。オブジェクトは引き続き表示できますが、選択が簡単にできなくなります。これによって、誤って選択したり変更したりするのを防ぐことができます。オブジェクトの表示をテンプレートに変更すると、オブジェクトをモデリングのリファレンス(グリッドの使用方法)として使用できます。
土台および柱の表示をテンプレート モードに変更して、殿堂の屋根に関する作業を簡単にする必要があります。
土台および柱をテンプレート化するには
- 側面ビューでセレクション マスクを階層に設定して、シーン内のすべてのオブジェクトを選択します。
- メイン メニューから
ディスプレイ > オブジェクト ディスプレイ(Display > Object Display) > テンプレート(Template)を選択します。
選択したオブジェクトがテンプレート化されます。
古典的な殿堂の場合、トーラス プリミティブを使ってエンタブレチュアを作成する必要があります。Entablature は、殿堂の柱の上に水平に渡した構造物で、屋根を支えています。
Entablature となるトーラス プリミティブを作成して配置するには
- メイン メニューから
作成 > NURBS プリミティブ > トーラス(Create > NURBS Primitives > Torus) を選択します。
- NURBS トーラス オプション(NURBS Torus Options)ウィンドウで、編集 > 設定のリセット(Edit > Reset Settings)を選択し、次のオプションを設定します。
- 半径(Radius): 8.5
- 小半径(Minor Radius): 0.5
- セクション数(Number of Sections): 24
- NURBS トーラス オプション ウィンドウで作成(Create)をクリックします。
- チャンネル ボックス(Channel Box) で、トーラス プリミティブの名前を Entablature に変更します。
- シーン内で Entablature を縦方向に移動して、柱の一番上(移動 Y(Translate Y)= 9.7)に配置します。