アセットはノードの一群から成り、コンテナと呼ばれる専用のノード内に編成されています。これはテンプレートで略記される一連の要件を満たしています。次に、アセットで実行可能な機能について例を挙げます。
アセットを構成するノードは内部ノードと呼ばれ、コンテナがこれらをカプセル化します。
コンテナを使用して、テンプレートを作成してシーンの計画や編成を行ってから、シーンの各種パーツの機能やアトリビュートを定義できます。逆に、ジオメトリを作成してからジオメトリに基づいてテンプレートを保存し、コンテナを設定してアトリビュートをパブリッシュすることもできます。後でアセットを操作するアーティストを考慮して、これらの方法のいずれかを選択します。
アセットは、特にワークフローを簡素化して維持するのに役立ちます。アセットを使用すると、シーンの作者は特定のアーティストに修正を許可するシーンを制御できます。たとえば、キャラクタで作業しているリガーは、アニメーションに必要なアトリビュートのインタフェースを持つコンテナを作成することができます。モデルがパイプラインに送られると、アニメータは、アニメーション部門用に公開されているキー設定が可能なアトリビュートだけを確認できます。アトリビュートのサブセットの簡素化により、アニメータはアニメーション以外のアトリビュートの長いリストを検索する必要がなくなります。
コンテナは、モデルのパーツの入出力を切り替える必要がある場合にも便利です。たとえば、ロボットの腕や脚の多様なバージョンは、コンテナを使用すれば既存の階層とアニメーションを壊すことなく、独自のファイルに格納してシーン内を参照できます（詳細については ファイル リファレンスを使用してアセットを参照するを参照）。
