コンテナをロックする

コンテナ内のノードの未パブリッシュアトリビュートをロックして、その内容を変更できないようにすることができます。これは、不測の改ざんから重要なコンポーネントを保護する予防策として便利です。

コンテナの未パブリッシュアトリビュートをロックすると、次のことが実行できなくなります。

コンテナがロックされても、パブリッシュ済みのアトリビュートとノードには影響がありません。したがって、未パブリッシュアトリビュートをロックすると、内部ノードを変更しながら、コンテナのインタフェースを簡単に使用できます。

すべての未パブリッシュアトリビュートをロック解除するには

ロックとリファレンス

コンテナが親ファイルから参照される場合、コンテナの保存時に未パブリッシュアトリビュートをすべてロックすることができます。これにより、親ファイルからすべての未パブリッシュアトリビュートをロックできるため、作業ファイル（子ファイル）でロックする必要がなくなります。

注:一般に、リファレンスされたコンテナのアトリビュートは親ファイルからロック/ロック解除することはできません。

リファレンスのために未パブリッシュアトリビュートをロックするには

ジオメトリを作成してコンテナに配置します。
コンテナに適切なアトリビュートをパブリッシュします。
親シーンで必要なアトリビュートは、すべてパブリッシュしてください。
ファイル > シーンを別名で保存（File > Save Scene As）を選択します。
別名で保存オプション（Save As Options）ウィンドウが表示されます。
リファレンスオプション（Referencing Options）セクションで、未パブリッシュコンテナ（Container unpublished）をロック（Lock）に設定します。
ロックファイル（Lock File）をロック（Lock）に設定することもできます。
これにより、リファレンスの編集が親ファイルからこのファイルに保存されることがなくなります。
別名で保存（Save As）を選択して、このファイルの名前を入力します。
ファイルを保存すると、シーンのすべてのコンテナの未パブリッシュアトリビュートがすべてロックされます。これらのアトリビュートは親ファイルからロック解除できません。