移動先: 概要 戻り値 関連項目 フラグ Python の例

概要

polyQuad([angle=angle], [caching=boolean], [constructionHistory=boolean], [keepGroupBorder=boolean], [keepHardEdges=boolean], [keepTextureBorders=boolean], [name=string], [nodeState=int], [worldSpace=boolean])

注意: オブジェクト名や引数を表す文字列はカンマで区切ります。これは概要には示されていません。

polyQuad は「元に戻す」が可能、「照会」が可能、「編集」が可能です。

ポリゴン オブジェクトで選択した三角形をマージし、4 辺から構成されるフェースを作成します。

戻り値

stringノード名

戻り値の型は照会モードでは照会フラグが基になります。

関連項目

polyCloseBorder, polyCollapseEdge, polyCollapseFacet, polyDelEdge, polyDelFacet, polyDelVertex, polyMergeEdge, polyMergeFacet, polyMergeVertex, polyReduce, polySewEdge

フラグ

angle, caching, constructionHistory, keepGroupBorder, keepHardEdges, keepTextureBorders, name, nodeState, worldSpace
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数型 プロパティ
worldSpace(ws) boolean createqueryedit
このフラグは、使用するリファレンスを指定します。 オンの場合: すべてのジオメトリ値はワールド リファレンスで考慮されます。 オフの場合: すべてのジオメトリ値はオブジェクト リファレンスで考慮されます。
C: デフォルトはオフです。
Q: 照会すると int を返します。
angle(a) angle createqueryedit
角度のしきい値。これより大きいと、2 つの三角形はマージされません。
C: デフォルトは 30 度です。範囲は [0.0, 180.0] です。
Q: 照会すると float を返します。
keepGroupBorder(kgb) boolean createqueryedit
ファセットのグループ境界を維持します。 オンの場合は、選択したファセットの境界がそのまま維持されます。それ以外の場合は、選択したファセットの境界を変更することが可能になります。
C: デフォルトはオンです。
Q: 照会すると int を返します。
keepHardEdges(khe) boolean createqueryedit
ハード エッジを維持します。 オンの場合は、選択したフェースのハード エッジはそのまま維持されます。それ例外の場合は、2 つの三角形の間にあるハード エッジを削除することが可能になります。
C: デフォルトはオンです。
Q: 照会すると int を返します。
keepTextureBorders(ktb) boolean createqueryedit
テクスチャの境界を維持します。 オンの場合は、選択したテクスチャ マップの境界がそのまま維持されます。それ以外の場合は、テクスチャ マップの境界を変更することが可能になります。
C: デフォルトはオンです。
Q: 照会すると int を返します。
一般的なフラグ
name(n) string create
作成されるノードに名前をつけます。
constructionHistory(ch) boolean createquery
コンストラクション ヒストリをオンまたはオフにします(適切な場合)。コンストラクション ヒストリがオンの場合、対応するノードがメッシュのヒストリ チェーンに挿入されます。コンストラクション ヒストリがオフの場合、 操作オブジェクト上に直接行われます。
注: コンストラクション ヒストリがすでにオブジェクトにある場合は、 このフラグは無視され、ノードは必ずヒストリ チェーンに挿入されます。
caching(cch) boolean createedit
すべてのアトリビュートのキャッシングを切り替えることで、再計算を不要にします。
nodeState(nds) int
ノードの評価方法を定義します。
  • 0: Normal
  • 1: PassThrough
  • 2: Blocking
  • 3: 内部的に無効。有効にすると、Normal の状態に戻ります。
  • 4: 内部的に無効。有効にすると、PassThrough 状態に戻ります。
  • 5: 内部的に無効。有効にすると、Blocking 状態に戻ります。

: コマンドの作成モードで使用可能なフラグ : コマンドの編集モードで使用可能なフラグ
: コマンドの照会モードで使用可能なフラグ : タプルまたはリストとして渡された複数の引数を持てるフラグ

Python の例

import maya.cmds as cmds

cmds.polyCube( n='plg1', sx=3, sy=3, sz=3, w=5, h=5, d=5 )
cmds.move( -5, 0, 0 )
cmds.polyCube( n='plg2', sx=3, sy=3, sz=3, w=5, h=5, d=5 )
cmds.move( 5, 0, 0 )
cmds.delete( 'plg1.f[9:17]' )
cmds.polyTriangulate( 'plg1.f[0:44]' )
cmds.delete( 'plg2.f[9:17]' )
cmds.polyTriangulate( 'plg2.f[0:44]' )
cmds.polyMoveVertex( 'plg1.vtx[20:35]', ltz=2.5 )
cmds.polyMoveVertex( 'plg2.vtx[20:35]', ltz=2.5 )

#Only coplanar triangles will be merged.
cmds.polyQuad( 'plg1.f[0:89]', a=0.0 )

#All possible triangles will be merged.
cmds.polyQuad( 'plg2.f[0:89]', a=180.0 )