プロキシ コンテナを作成する
 
 
 

シーンに新しいオブジェクトを多数追加すると、処理速度の低下が気になることがあります。プロキシ コンテナを使用すると、シーンの処理速度を上げることができます。

プロキシはシーン内のより複雑な他のオブジェクトを表すオブジェクトです。プロキシ オブジェクトを使用すると、オブジェクトの複雑な表現と単純な表現を素早く切り替えることができます。これは、作業中にシーンの複雑さを一時的に低減するのに役立ちます。

プロキシ コンテナをエクスポートするには

  1. シーン ビューで火炎の流体コンテナを選択します。

    コンテナ中心の選択(Container centric selection)がオンになっているため、これで火炎のコンテナが選択されます。

  2. ファイル > プロキシ コンテナのエクスポート(File > Export Proxy Container)を選択します。

    ファイル ブラウザが表示されます。

  3. Getting Started/Assets に移動して flame_proxy.mb という名前を入力します。
  4. エクスポート(Export)をクリックします。

    プロキシ ファイルが作成されます。

これで、プロキシをロードしてコンテナを表現することができます。

プロキシをロードするには

  1. リファレンス エディタ(Reference Editor)で、プロキシ コンテナ アイコン( )の横に表示された参照している炎のファイルを選択します。
  2. プロキシ > プロキシを次としてリロードする > proxyContainer(Proxy > Reload Proxy as > proxyContainer )(flame_proxy.mb)を選択します。

    パトカーが消え、その位置にロケータが表示されます。

火炎のコンテナはアウトライナ(Outliner)に表示されたままでが、展開すると単一のロケータ ノードだけが表示されます(火炎のグループ ノードの代わり)。

同様に、シーン内の火炎もロケータ ノードと置き換えられています。このコンテナとの相互作用は変更されておらず、まだパブリッシュ済みアトリビュートに値を割り当ててシーンでロケータを移動させることができます。プロキシ コンテナを再度リロードすると、火炎にこの変更が反映されます。しかし、プロキシ コンテナがアクティブなときにシーンを再生すると、シーンの再生がはるかに速くなります。