バウンディング ボックスのサイズを変更する
 
 
 
警告:ディスプレイスメント マップが適用されるサーフェスとディスプレイスメント マップの相対サイズ(両者のサイズの比率)が変化するアニメーションでは、バウンディング ボックスのスケールを計算機能を十分に注意して使用してください。移動距離が最も大きいフレームを選択してバウンディング ボックスのスケールを計算(Calculate Bounding Box Scale)機能を実行するか、値を手動でアニメートする必要があります。

バウンディング ボックスのサイズを変更するには

  1. レンダー設定(Render Settings)ウィンドウのメモリおよびパフォーマンス オプション(Memory and Performance Options)セクションで、ディスプレイスメント バウンディング ボックスの使用(Use Displacement Bounding Box)をオンに設定します(デフォルト設定はオン)。
  2. サーフェスにディスプレイスメント マップを適用した場合に、サーフェスのサイズがどの程度大きくなるかを概算します。次の事柄を検討してください。
  3. レンダーを実行します。

    バウンディング ボックスの概算のサイズが小さすぎる場合は、バウンディング ボックスのサイズを正しく設定する方法を示す警告メッセージがレンダー ログに表示されます。メッセージの例:

    Warning: The bounding box is too small for shape “surbsSphereShape1”. Reset the bounding box scale to: 1.56778 1.56778 1.56778. You can use the following mel commands: setAttr nurbsSphereShape1.boundingBoxScale -type double3 1.56778 1.56778 1.56778;
  4. レンダー ログの警告メッセージに従って、バウンディング ボックスのサイズを調整します。
  5. レンダーを再実行します。