クラウド（Cloud）

クラウド（Cloud）テクスチャは球体だけにマップしてください。複数の球体をバインドすると、非常に複雑なクラウドエフェクトを作成することもできます。クラウドテクスチャを球体以外のサーフェスにマップすると、予想できない結果が生じる可能性があります。

クラウドの周囲の領域は、マップのタイプにリレーションシップなく常に透明になります。

カラー 1（Color 1）、カラー 2（Color 2）

ブレンドされてクラウドを形成する 2 つのカラーを指定します。異なるカラーを選択するには、カラーバーをクリックしてカラーチューザ（Color Chooser）を開きます。

コントラスト（Contrast）

カラー 1 とカラー 2 の間のコントラストです。たとえば、コントラスト（Contrast）値が -1 の場合、カラー 1 とカラー 2 が反転します。範囲は、- 無限大（テクスチャ全体における 2 つのカラーの平均値）～ + 無限大です。デフォルトは 0.5 です。

振幅（Amplitude）

クラウド（Cloud）テクスチャの生成に使用されるフラクタルノイズの強さを調整します。有効な範囲は 0（ノイズなし）～ + 無限大（強いノイズ）です。デフォルト値は 1 です。

デプス（Depth）

テクスチャの繊細度を制御します。デプスの値は、テクスチャパターンを計算するための反復処理の最小回数と最大回数を表します。有効な範囲は 0～ + 無限大です。デフォルト値は 0 と 8 です。

波紋（Ripples）

テクスチャが X、Y、Z 方向に波立つ度合いを設定します。この値は、テクスチャの生成に使用されるフラクタルの周波数のスケールを表します。X、Y、Z の全軸で、範囲は 0～ + 無限大です。デフォルト値は 1 です。

ソフトエッジ（Soft Edges）

自然界のクラウドの動きをシミュレートします。このアトリビュートをオンに設定すると、テクスチャがマップされたサーフェスがカメラから遠ざかるにしたがって、テクスチャの透明度が徐々に増加します。ソフトエッジ（Soft Edges）がオフの場合、テクスチャは完全に不透明になり、フラクタル（Fractal）テクスチャと同じように見えます。ソフトエッジのデフォルト設定はオンです。

エッジのしきい値（Edge Thresh）、センターのしきい値（Center Thresh）

センターのしきい値（Center Thresh）を低くし、エッジのしきい値（Edge Thresh）を高くすると、密な綿のボールのようなテクスチャが作成されます。センターのしきい値を高くし、エッジのしきい値を低くすると、かすみのような薄いクラウドに似たテクスチャが作成されます。有効な範囲は - 無限大～ + 無限大です。デフォルト値は、センターのしきい値（Center Thresh）が 0、エッジのしきい値（Edge Thresh）が 1 です。

透明度の範囲（Transp Range）

テクスチャが透明になる範囲を設定します。この値は、クラウドのエッジのシャープさ/柔らかさを調整します。有効な範囲は 0 ～無限大です。スライダの範囲は、0（シャープなエッジ）～ 1（非常にソフトなエッジ）です。デフォルトは 0.5 です。

比率（Ratio）

クラウド（Cloud）テクスチャの生成に使用されるフラクタルノイズの周波数を設定します。有効な範囲は、0（低周波）～ +無限大（高周波）です。デフォルト値は 0.707 です。