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現実に即した反射を作成する
反射と環境
環境立方体で反射をシミュレートする
環境ボールで反射をシミュレートする
このテクスチャの詳細については、
環境ボール(Env Ball)を参照してください。
環境ボール(Env Ball)環境テクスチャを使用するには、そのテクスチャのイメージ(Image)アトリビュートを、再作成する環境内の反射性クロム ボールのイメージとマッピングする必要があります。また、カメラ用のイメージ プレーンを作成し、そのイメージ プレーンのイメージの名前アトリビュートを、クロム ボールが存在しない環境のイメージにマップします。
クロム ボールのイメージを作成するには
- 反射率の高いクロム ボール(球体)を、再作成する環境(実世界またはコンピュータで生成された環境)の中に配置します。
- クロム ボールを、モデルを表示したい(元の環境の)正確な位置に配置し、床/壁/天井または大きいオブジェクトからボールまでの距離を記録してください。
- 次に、望遠レンズを使用してボールを撮り(レンダーし)、カメラの仰角(カメラ ビューと環境のグリッド プレーン間の角度)と傾斜(カメラ ビューと環境の YZ プレーン間の角度)を記録します。
写真には、環境全体を圧縮したサンプルですが、ボールの真後ろの領域は含まれていません。解像度はカメラの方向で最高になるため、イメージはカメラの視点からの、最適な圧縮データを提供します。
環境ボールを使って環境を再作成するには
- 環境ボール(Env Ball)テクスチャは、中央部(クロム ボールの近く)にオブジェクトが存在しない環境の再作成に最適です。たとえば、部屋や屋内のシーンであれば家具がなく、野外シーンであれば木や車をクロム ボールの近くに配置するべきではありません (一般的に、野外シーンに建物を含むことができます)。
環境ボールを使ってクロム ボールの単一のイメージを使用するには
- ファイル テクスチャを環境ボール(Env Ball)テクスチャのイメージ(Image)アトリビュートにマップし、環境内のボールのイメージ ファイルをファイル テクスチャのイメージ アトリビュートにマッピングします。
- クロム ボールが存在しない環境のイメージを、イメージ プレーンのイメージ(Image)アトリビュートにマッピングします。
- 環境ボール(Env Ball)テクスチャの傾斜(Inclination)アトリビュートと仰角(Elevation)アトリビュートを、ボールの撮影に使用したカメラの傾斜および仰角と同じ値に設定します。
環境ボール(Env Ball)テクスチャ用の正確な反射を作成するには
- 再作成した環境をモデルに正確に反射させるには、環境ボール(Env Ball)テクスチャの投影ジオメトリ(Projection Geometry)アトリビュートの値を、床/壁/天井または大きいオブジェクトから、撮影時のクロム ボールまでの距離と同じ値に設定します。
環境ボール(Env Ball)テクスチャ用のイメージ プレーンのイメージを配置するには
- イメージ プレーンのイメージ(Image)を簡単に配置できるように、環境ボール テクスチャの視点空間(Eye Space)アトリビュートをオンにします。
環境ボール(Env Ball)テクスチャを使用する際にバックグラウンド ジオメトリをモデリングするには
- シャドウ、ライティング エフェクト、フォグなどをシーンに追加するためにバックグラウンド ジオメトリをモデリングする場合は、環境ボール(Env Ball)テクスチャの反射(Reflect)アトリビュートをオフに設定します。