ポリゴン ジオメトリは、構造、すなわち Maya のトポロジ タイプが異なっていることがあります。このトポロジの特性を理解しておくと、モデリング操作を期待どおりに実行できなかった理由を把握する必要がある場合に役立ちます。
2 多様体トポロジのポリゴンは、ポリゴン メッシュをさまざまなエッジに沿って分割し、その後で各ピースがオーバーラップせずメッシュがフラットになるように展開できる構造になっています。
非多様体トポロジのポリゴンは、連続するフラットなピースに展開できない構造になっています。Maya のツールやアクションによっては、非多様体ジオメトリで適切に機能できないものがあります。たとえば、ブーリアン(Booleans)演算や削減(Reduce)機能は、非多様体ポリゴン トポロジでは機能しません。次の図は、非多様体トポロジ ポリゴンの 3 つの例を示します。
2 つの 3 次元シェイプが 1 つの頂点を共有している場合(2 つの立方体が 1 つのポイントで接している場合など)も、このシェイプになります。
Maya の次の機能を使用すると、非多様体ジオメトリが生成されることがあります。
メッシュ > クリーンアップ(Mesh > Cleanup)を使用すると、非多様体トポロジのポリゴンを 2 多様体トポロジに変換することができます(隣接するフェースの法線が逆向きという気付きにくい例を含みます)。
ポリゴン ジオメトリのタイプによっては、Maya で機能しないものがあります。無効なジオメトリには、ポリゴン エッジとコネクトされていない頂点やフェースの一部ではないポリゴン エッジ(ぶら下がりエッジ)などがあります。こうしたタイプのジオメトリを Maya で作成することはできませんが、他のソフトウェア アプリケーションからインポートできる場合があります。