レッスンを終えて
 
 
 

このレッスンでは、Trax でノンリニア アニメーション ツールを使用するための基本的なテクニックをいくつか学習しました。また、以下の方法について学習しました。

クリップをブレンドする

クリップ間でアニメーションをブレンドすることができます。ブレンドすることによって、別々のモーション間にスムースなトランジションや融合を作成できます。ブレンドは、全体的または部分的にオーバーラップしている、あるいはまったくオーバーラップしていない、あらゆる 2 つのクリップ間に適用することができます。似たようなモーションをブレンドしたときに最良の結果が得られます。場合によっては、ブレンドを使ってジャンプ カットを修正することができます。詳細については、Maya ヘルプの「 ブレンドを作成および編集する」を参照してください。

クリップにキーを設定(Key into clip)

キーフレームを設定すると、クリップ内でアニメーションを変更することができます。このプロセスをクリップへのキー設定と言います。クリップにキー設定すると、キーフレームが、選択したクリップ内のすべてのアニメーション カーブ上のカレント タイムに設置されます。詳細については、Maya ヘルプの「 クリップにキーを挿入する」を参照してください。

タイム ワープ

タイム ワープによって、クリップのアニメーション カーブを変更せずに、クリップのタイミングを変えることができます。ワープを制御するアニメーション カーブを編集することによってタイム ワープを変更します。また、タイム ワープを使ってクリップ内でアニメーションを反転させることもできます。詳細については、Maya ヘルプの「 タイム ワープを作成および編集する」を参照してください。

バイザーアウトライナ

バイザー(Visor)アウトライナ(Outliner)の両方からクリップにアクセスすることができます。バイザー(Visor)は、シーン内のその他のリソース(クリップ、ポーズ、シェーダ、テクスチャ、ブラシなど)にアクセスするためのグラフィカル インタフェースを備えています。アウトライナは、クリップをテキストで表示します。そのため、バイザーよりもコンパクトです。

オーディオ クリップ

Trax で複数のオーディオ ファイルを表示したり再生したりすることによって、モーション クリップをオーディオ ファイル内の特定のオーディオ イベント(サウンド エフェクト、音符、ドラム ビートなど)に同期させることができます。オーディオ ファイルを Trax にインポートすれば、オーディオ クリップを移動したり、名前を変更したりすることができます。詳細については、Maya ヘルプの「 オーディオを操作する」を参照してください。