レッスンの準備
 
 
 

以下のレッスンでは、裏庭とフェンスを見回すショットのライブ アクション シーンにマッチムービングを作成します。2 番目のレッスンでは、Maya で作成したフェンスを読み込んで、Maya カメラの動きが実写したカメラとどれだけ正確に一致しているかを評価します。

説明どおりにレッスンを進めるために、レッスンを開始する前に次の手順を実行します。

  1. アニメーション再生コントロールの基本的な使用方法については必ず理解しておいてください。このコントロールについては、『Maya スタートアップ ガイド』の「アニメーション」の章を参照してください。
  2. ウィンドウ > 設定/プリファレンス > プリファレンス(Window > Settings/Preferences > Preferences)を選択します。タイムライン(Timeline)カテゴリをクリックして、再生スピード(Playback Speed)すべてのフレームを再生(Play every frame)に設定されていることを確認します。この設定にすると、アニメーションがより正確に再生されます。
  3. ライブ レッスン データを、http://www.autodesk.com/maya-training にあるチュートリアルセクションから入手します。

    .zip ファイルを解凍するために、約 300 Mb のディスクの空き容量とプログラム(Winzip など)が必要です。

  4. メニュー セットの選択メニューにライブ(Live)が表示されない場合は、 ウィンドウ > 設定/プリファレンス > プラグイン マネージャ(Window > Settings/Preferences > Plug-in Manager)を選択します。プラグイン マネージャで mayaLive.mll(Windows の場合)を指定し、ロード(loaded)のチェック ボックスをクリックします。操作が終了するまでには約 20 秒かかります。終了したらプラグイン マネージャを閉じます。
  5. ライブ メニュー セットを選択します。このレッスンで説明するすべての手順は、ライブ メニュー セットが選択されていることを前提としています。
  6. Scene > New MatchMoveを選択します。

    新しいマッチムーブ シーンを作成すると、Maya の標準ウィンドウの一番下にセットアップ(Setup)コントロール パネルが配置されます。SetupTrackSolveFine-Tune の主要なタスクごとに別々のコントロール パネルが用意されています。ライブのほとんどの操作は、このコントロール パネルで行うことができます。

シーン内にカメラとイメージ プレーンが作成されることにも注意してください。これがライブでアニメートするカメラです。イメージ プレーンは、カメラを通して見たときのバックグラウンド プレートとして機能します。実写映像を読み込むと、ここにイメージが表示されます。