ジョイント ツール(Joint Tool)によって作成したすべてのジョイントのローカル軸の方向を設定します。デフォルトは xyz です。
なし(None)を選択すると、ジョイントのすべてのローカル座標軸の方向がワールド軸と同じになります。
その他のすべての選択項目は、第 1 軸がジョイントのボーンの方向を示し、第 2 軸が第 1 軸と第 3 軸に対して直角の方向を示し、第 3 軸がジョイントからジョイントのボーンに対して斜めの方向を示すように、ジョイントのローカル座標軸の方向を指定します。
3 つそれぞれの軸方向は、フレミングの右手の法則に従います。たとえば、xyz 軸を選択した場合は、正の X 軸がジョイントのボーンとジョイント最初の子ジョイントの方向を示し、Y 軸が X 軸と Z 軸に対して直角の方向を示し、Z 軸がジョイントとジョイントのボーンに対して斜めの方向を示します。
詳細については、 ローカル座標軸の方向を手動で変更すると ローカル座標軸の方向を自動的に変更するを参照してください。
ジョイント ツール(Joint Tool)によって作成したすべてのジョイントの 2 番目の回転軸のワールド軸方向(正または負)を設定します。
たとえば、ジョイントの方向(Orientation)に xyz、2 番目のワールド軸方向(Second Axis World Orientation)に -z を選択した場合、X 軸はジョイントのボーンの方向を示し、Y 軸は負の Z ワールド軸の方向を向き、Z 軸は(右の規則に従い)ジョイントからジョイントのボーンに対して斜めの方向を示します。2 番目のワールド軸方向(Second Axis World Orientation)になし(None)を選択した場合、Y 軸は X 軸と Z 軸に対して直角の方向を示します。
このオプションをオンに設定すると、Maya は構築したスケルトンのジョイントの角度に従って、ジョイントがローカル座標軸で回転する範囲を自動的に制限します。また、ジョイントには、内角 180 度までの回転許容範囲が設定されます。
たとえば、膝のジョイントを作成するとき、ジョイントを少し後方に曲げたとすると、下腿のボーンは大腿のボーンよりも前方にくることはなく、また、左右に揺れることもありません。膝のジョイントは、内角 180 度までの回転許容範囲を除き、いかなる方向にも回転できなくなります。
IK ハンドルの作成(Create IK Handle)をオンに設定するときに、自動的に作成される IK ハンドルの作成オプションを指定します。これらのオプションは、IK ハンドルの作成(Create IK Handle)がオンに設定されている場合にのみ有効です。これらのオプションの詳細については、 IK ハンドルを参照してください。