ペイントされたテクスチャをレイヤ化する
 
 
 

意図的にテクスチャを保存し、この上にペイントして、ベースとなるストロークが現れるように消去することにより、レイヤ化されたおもしろい効果を生み出すことができます。

  1. 3D ペイント ツール(3D Paint Tool)設定エディタのファイル テクスチャ(File Textures)セクションでストローク時に更新(Update on stroke)をオフにします。これは 1 回のペイント ストロークごとに、テクスチャを保存するためのオプションです。
  2. 基本テクスチャをペイントし(または、既存のファイル テクスチャをサーフェスにマップし)、テクスチャの保存(Save Textures)をクリックします。
  3. 塗りつぶし(Flood)セクションで、カラー(Color)を選択し、塗りつぶし(Flood)のすべて(All)ラジオ ボックスがオンになっていることを確認して、塗りつぶしペイント(Flood Paint)をクリックして、別のカラーでサーフェスを塗りつぶします。
  4. ペイント操作(Paint Operations)アーティザン(Artisan)の消去(Erase)に変更します。
  5. カラー セクションで、不透明度(Opacity)を 1 未満の値に変更します(スタイラスとタブレットを持っている場合は圧力感度を使用します。詳細については、次の手順を参照)。不透明度が低ければ低いほど、消去時に削除されるペイントの量が少なくなります。
  6. 必要な領域をペイントします。必要に応じて不透明度(Opacity)の値を変更して、最初のレイヤまで消去します。

    デフォルトでは、スタイラスとテーブルを使ってアーティザン ブラシでペイントする場合、不透明度はスタイラスにかかる圧力による影響を受けます。押す力が強ければ強いほど、ストロークの不透明度が高まります。詳細については、「 スタイラスの圧力を設定する」を参照してください。

  7. 満足のいく効果が得られたら、テクスチャの保存(Save Textures)をクリックします。これらのステップを繰り返して、ペイント レイヤの構築を続けることができます。