mental ray for Maya または mental ray for Maya Satellite でマスター マシンをセットアップする
 
 
 

最初に、maya.rayhosts という名前のファイルを作成します。

maya.rayhosts ファイル フォーマット

maya.rayhosts ファイルには、各スレーブ マシンの名前のリストが含まれている必要があります。これらのスレーブ マシンに対しては、mental ray for Maya(マスター マシン)がインストールされているネットワーク上でアクセスできるようにしてください。

mental ray for Maya マスターから mental ray standalone スレーブへの送信時、デフォルト ポート(7009)を使用している場合は、ポートを指定する必要はありません。

mental ray for Maya Satellite マスターの場合、maya.rayhosts ファイルでホスト名の後に「:<ポート番号>」を入力してポート番号を追加する必要があります。Maya Satellite スレーブ マシン上で設定するポート番号は、7109 です。例:

pc-host1:7109 pc-host2:7109

デフォルトでないポートを使用する場合、この場所でポート番号を指定することもできます。

lnx-host2:7555

使用しないホストを、# を使ってコメント アウトすることができます。例:

# pc-slave4:7109

マシン名ではなく、IP アドレスを使用することもできます。

注:スレーブが受信するポートは、スレーブ マシン上のサービス ファイルによって指定されます。詳細については、 スレーブ マシンのセットアップを参照してください。mental ray standalone の場合は 7009、mental ray for Maya Satellite の場合は 7109 です(Autodesk Maya 2009 の時点において)。

マスターが要求を発行するポートは maya.rayhosts ファイルで設定されますが、デフォルトでは 7009(mental ray standalone)です。

スレーブ上のポート番号とマスター上のポート番号が一致していないと、レンダリングが実行されません。

maya.rayhosts ファイルの位置

maya.rayhosts ファイルは、次のディレクトリのいずれかに格納します(これらのディレクトリは順番に検索され、最初に見つかった maya.rayhosts ファイルが使用されます)。

関連項目