mental ray ネットワーク レンダリング: Satellite と standalone
 
 
 

mental ray ネットワーク レンダリングを使用して、シーン内の各フレームのレンダリングを、ネットワーク上にある複数のマシンに分散させることができます。これには、mental ray for Maya Satellite または mental ray standalone の mental rendering ライセンスが必要です。

Maya に統合された mental ray for Maya では、常に最大 4 個のローカル CPU 上でレンダーを行うことができます。Maya® Complete の場合、2 個の追加リモート CPU 上で mental ray Satellite レンダリングを行うことができます。Maya® Unlimited の場合は、8 個の追加リモート CPU 上で mental ray Satellite レンダリングを行うことができます。

mental ray ネットワーク レンダリング プロセスは、Maya での作業中(レンダー ビュー(Render View)またはバッチ レンダリング)に、または、Maya 内のコマンド ラインから起動することができます。

mental ray 分散レンダリングで、次のタスクをすぺて短縮することができます。

用語

mental ray for Maya と mental ray for Maya Satellite を使用する場合、マスターとは、バッチまたはコマンド ラインを介してネットワーク レンダーをインタラクティブに要求するマシンのことを指し、スレーブとは、mental ray standalone または mental ray for Maya Satellite がインストールされたネットワーク上の独立したマシンでネットワーク レンダーの一部を受信して実行し、その情報をクライアントに返送するマシンのことを言います。

mental ray standalone がインストールされたマシンは、マスタースレーブまたは同時にその両方になることができます。

注:推奨されてはいませんが、マスターおよびスレーブとして、Linux、Windows、Mac OS X の各マシンを組み合わせることができます。

関連項目