このレッスンでは、最初にマッスルのポーズ状態を設定する方法について説明し、それから個々の状態でその長さと全体のシェイプを洗練させる方法を説明します。
ポーズ状態はマッスルのスカルプトを開始する前に設定しておくのが最適ですが、作成プロセスのどの時点でも編集できます。
ジグリング動作によって前脚のマッスルの変形が強調されるのを確認できます。デフォルトでは、すべてのマッスルには一定量のジグルが含まれています。ここでは、このジグルを削除して、マッスルのさまざまなポーズ状態をより適切に視覚化します。
ジグルがなくなり、マッスルはよりリアルに動作するようになりました。これで 3 つの主要なポーズ状態をより簡単に設定できます。
視覚的な違いは確認できませんが、マッスルのレスト状態が設定されました。
伸長(Stretch)をクリックします。 この状態を設定した結果として、マッスルのサーフェスが細長くなります。
この時点で上肢と脚のジョイントはほぼ平行で、マッスルが正しく伸長していることを示します。
マッスル サーフェスのボリュームが少し拡張され、その新しい設定状態に合うように補正されます。
この時点で上肢は脚のジョイントに対してほぼ垂直で、マッスルが正しく収縮していることを示します。
ポーズ状態を設定しやすくするためにマッスルからジグルを削除したので、ここでジグルを元に戻します。これでアニメーション全体をスクラブすると前脚のマッスルが膨らんだり伸長したりするのをはっきり確認できるようになりました。
このレッスンでは、マッスルのポーズ状態の設定方法について学習しました。このレッスンの完成ファイルは Sabertooth_Set_Muscle_State_End.mb です。 これでマッスルのアタッチ ポイント ロケータを調整し、その長さとシェイプを編集する準備が整いました。