Locator Summary を確認する

ソルバタスクのレイアウトには、Locator Summary パネルが含まれています。このパネルには、ロケータとフレームのずれのクオリティがグラフィック表示されます。デフォルトでは、ソルバタスクを選択する際に左側パネルの下部に表示されます。

この Locator Summary パネルを使用して、ソルバによって作成された 3D ロケータが 2D トラックポイントにどれだけマッチしているかを評価します。このパネルはまた、インフィニットポイントとロックポイントを指定するときにも使用します。詳細については、インフィニットポイントとロックポイントを作成するを参照してください。

Locator quality: 各ロケータと対応するトラックポイントの間のピクセルのずれの大きさをグラフィック表示します。ピクセルのずれは、トラックポイントとロケータの距離をピクセル数で表したものです。Track Summary パネルと同じように、緑色は良好なクオリティを、黄色は注意を、赤色は警告をそれぞれ表します。
Frame Slip: 各フレームにおけるすべてのロケータのピクセルのずれの平均値をグラフィック表示します（ピクセルのずれは、トラックポイントとロケータの距離をピクセル数で表したものです）。このグラフは、Solve コントロールパネルの Frame Slip フィールドに対応します。この Frame Slip はクオリティが低い部分を探すときに使用します。