nCaching 流体
 
 
 

流体の nCache を作成すると、流体エフェクトの再生時間を短縮することができます。流体の nCache ファイルは、解析された流体シミュレーションの結果データを格納します。キャッシュされた流体を再生する場合、Maya では流体シミュレーションを解析する時間が不要になります。あるいは、Maya は指定された流体の nCache ファイルに含まれるデータを読み込み、流体シミュレーションを再計算せずに、流体エフェクトを再生します。流体エフェクトの nCaching には、次の利点があります。

エフェクトの流体 nCache は、流体 nCache メニューから作成し、アトリビュート エディタ(Attribute Editor)やTrax エディタ(Trax Editor)で編集することができます。Trax エディタでの流体 nCache の作業については、 nCache クリップを使用した作業を参照してください。

注:Maya 2009 では、nCache cacheFile ノードを使用して流体キャッシュの作成と再生を行います。cache_fluidShape ノード使用のMaya 2008(または旧バージョン)で作成された流体キャッシュは、Maya 2009 で再生することができます。cache_fluidShape ノードは、流体の初期状態を設定するのにまだ使用されますが、再生可能な流体キャッシュを作成することはできません。詳細については、 cacheFileを参照してください。

関連項目