レッスンの 2 番目のシーンを開く
 
 
 

このレッスンの後半では、スケルトンに適用したモーション キャプチャ データを含む 2 番目のシーン ファイルを使って作業を行います。

モーション キャプチャ データを作成するには、実際の人間や動物の動きをキャプチャして、それを 3D アニメーションのキャラクタに適用できるようにデジタイズします。モーション キャプチャ データには、キーフレーム アニメーションが含まれています。モーション キャプチャ データは、動作や身振りの微妙なニュアンスをキャプチャして、キャラクタのアクションを生きているように見せることができる点で有用です。モーション キャプチャ データは、キャラクタのポーズやキーフレームの設定に関わる作業を大幅に削減することができます。

  1. Trax_Lesson2.ma という名前のシーン ファイルを開きます。

    このファイルは、Maya プロジェクトとして設定した GettingStarted ディレクトリにあります。

    GettingStarted/Anim/Trax_Lesson2.ma.

    スケルトンが標準的な大の字のポーズで Maya シーン内に表示されます。このポーズでは、キャラクタは両腕を真横に広げて立っています。このポーズを使用すると、キャラクタのスキニング、あるスケルトンから別のスケルトンへのアニメーションの入れ替え、スケルトンへのレスト ポーズの設定を行う場合に便利です。

    このレッスンの後半では、キャラクタのモーションを延長したり方向転換したりすることにより、モーション キャプチャ データを処理する際の Trax エディタ(Trax Editor)使用方法について学習します。

    Trax_Mocap.mov
    注:ここからレッスンを始める場合は、最初に Trax エディタ(Trax Editor)アウトライナ(Outliner)のパネル レイアウトと表示設定を設定する必要があります。詳細については、 Trax エディタ(Trax Editor)とともに使用するようパネル レイアウトを設定するには アウトライナを設定してクリップを表示するにはを参照してください。

    図のようにスケルトンが表示されない場合は、スケルトンのジョイントのサイズを大きくする必要があります。

スケルトンのジョイントのサイズを変更するには

  1. メイン メニューから ディスプレイ > アニメーション > ジョイント サイズ(Display > Animation > Joint Size)を選択します。

    ジョイント表示スケール(Joint Display Scale)ウィンドウが表示されます。

  2. ジョイント表示スケール(Joint Display Scale)を 10 に設定します。
  3. ジョイント表示スケール ウィンドウを閉じます。

モーション キャプチャ アニメーションをプレビューするには

  1. タイム スライダの再生コントロールにある再生(Play)ボタンをクリックして、アニメーションを再生します。

    スケルトンが再配置され、左から右に歩いて立ち止まり、座ります。

  2. タイム スライダの再生コントロールにある停止(Stop)ボタンをクリックします。