cMuscleSpline ノード
 
 
 

これは、任意の数の制御点をサポートして基本エルミート カーブの描画と計算を実装するロケータ ノードで、カーブに沿って任意の数のポイントを出力します。cMuscleSpline ノードは cMuscleSpline デフォーマの基本であるため、これらの設定の多くは、スプラインだけでなくデフォーマ自体もコントロールします。

関連項目

ここでは、cMuscleSpline ノードのアトリビュートについて説明します。これらのアトリビュートを表示するには、cMuscleSpline オブジェクトを選択し、アトリビュート エディタを開きます。スプライン コントロール オブジェクト アトリビュートの詳細については、 cMuscleSplineDeformer ノードを参照してください。

描画(Draw)

スプライン カーブ自体に表示されるものを設定します。

オフ(Off)

スプラインの表示を消します。

スプライン(spline)

スプラインのみを描画します。

スプラインとポイント(spline and points)

各制御点にスプラインとドットを描画します。

スプライン、ポイント、接線(spline, points and tangents)

接線も描画します。

カラー(Color)

スプライン カーブの表示カラーを設定します。

注:アトリビュート エディタでは、通常の Maya カラー サンプルを使用してカラーを設定することもできます。
許容値(Tolerance)

スプラインの長さの計算やカーブの描画に使用する精度を設定します。値が小さいほど結果は粗く正確さが低くなり、大きいほど正確さが上がります。デフォルトの 24 は最適値で、変更する必要はありません。

接線モード(Tangent Mode)

接線モードを設定します。これがどのように機能するのかを理解するには、接線モード(tangentMode)を変更し、コントロールをインタラクティブに移動して、両方のケースでその動作を比較します。

相対(relative)

接線は、1 つの制御点からもう 1 つの制御点の距離に基づいて自動的に伸縮します。この結果、よりスムースなカーブが得られます。

絶対(absolute)

接線は、各ポイントで設定どおりの長さになり、変化しません。

アップ軸(Up Axis)

各制御点で「アップ」軸として使用する軸を設定します。これにより、カーブに沿ってドライブされるジョイント/ノードのスピンがコントロールされます。フリップが生じた場合は、アップ軸を X から Z 、または Z から X に切り替えてください。

注:処理可能なツイストの最大値は 180° です。この値を超えるとフリップするようになります。
リセット フレーム(Reset Frame)

ジグル計算で、ジグル リセットをオンにするフレームを設定します。ここで設定したフレーム以前のフレームのジグルがすべてオフになります。たとえば、あるシーンにアニメートするショットが複数存在する場合、ステップ キーを使用してこの値をキー設定し、必要に応じて異なるフレームのジグルをリセットすることができます。

収縮時に弱める(Dampen On Squash)

カーブの長さが変化したときに、ジグルを伴うカーブがどのように動作するかをコントロールします。

0

ジグル値が設定どおりに適用されます。

1

ジグルの量が抑制され、カーブの収縮に従ってサイクルが速くなります。

伸長時に弱める(Dampen On Stretch)

カーブの長さが変化したときに、ジグルを伴うカーブがどのように動作するかをコントロールします。

0

ジグル値が設定どおりに適用されます。

1

ジグルの量が抑制され、カーブの伸長に従ってサイクルが速くなります。

デフォルト/収縮時/伸長時の長さ(Len Default/Squash/Stretch)

スプラインのデフォルト/最小/最大の長さを設定します。長さをデフォルトから収縮にすると収縮時に弱める(dampenOnSquash)が影響を受け、伸長にすると伸長時に弱める(dampenOnStretch)が影響を受けます。このスプラインが cMuscleSplineDeformer ノードと連動している場合、スプラインの長さがこれらの値の間に達すると、マッスルの収縮と伸長が推進されます。

注:これらの値により、スプラインの実際の長さがクランプされることはありませんが、収縮と伸長が発生するときの最小/最大範囲が設定されます。
カレントの長さ(Cur Len)

スプライン出力で、スプライン カーブのカレントの長さを表します。これはカスタム リギングに便利です。

収縮量/伸長量(Pct Squash/Stretch)

スプラインで行われている収縮または伸長の量を表す出力値です。値の範囲は 0 ~ 1 です。カレントの長さ(curLen)デフォルトの長さ(lenDefault)から収縮時の長さ(lenSquash)に変化すると、収縮量(pctSquash)は 0 から 1 に変化します。カレントの長さデフォルトの長さから伸長時の長さに変化すると、伸長量 は 0 から 1 に変化します。これらの値はカスタム リギングに便利です。