流体のカラーを統合する
 
 
 

次の手順では、コンテナに別のエミッタを追加し、各エミッタに異なるカラーの密度を作成させましょう。カラーの異なる密度がコンテナ内でどのように作用し合うかを確認できます。

カラーを適用した流体をコンテナ内で統合するには

  1. 流体コンテナを選択し、 流体エフェクト > コンテンツの追加/編集 > エミッタ(Fluid Effects > Add/Edit Contents > Emitter)を選択します。

    fluidEmitter2 という名前の 2 番目の流体エミッタが作成され、流体コンテナの中心(1 番目のエミッタと同じ位置)に配置されます。

  2. fluidEmitter2 を選択した状態で移動ツール(Move Tool)を選択し(ホットキー: w)、コンテナの右側にそのエミッタをドラッグして、2 つのエミッタが重ならないようにします。

    X と Y のマニピュレータだけをドラッグして、必ずエミッタがコンテナ内にあり、かつプレーン上にあるようにします。エミッタをコンテナの外側に移動すると、エミッタは値を放出しなくなります。

  3. Maya ウィンドウの右側のパネルにアトリビュート エディタを開き、fluidEmitter2 タブをクリックします。
  4. 流体アトリビュート(Fluid Attributes)セクションで、放出流体カラー(Emit Fluid Color)をオンに設定します。

    流体のカラー方法(Color Method)ダイナミック グリッドに設定するようにというメッセージが表示されます。

    カラー方法ダイナミック グリッドに設定すると、コンテナ グリッドに配置するカラー値がシミュレーション時に流体ダイナミクス ソルバによって再計算、変更されます。これは、各カラーがシミュレーション時に作用し合うことを意味します。

  5. ダイナミックに設定をクリックします。
  6. アトリビュート エディタ流体のカラー(Fluid Color)カラー サンプルをクリックします。

    カラー チューザ(Color Chooser)が開きます。

  7. カラー チューザからを選択し、適用(Accept)をクリックします。
  8. シーン ビューで、fluidEmitter1(コンテナの中心にあるエミッタ)を選択します。
  9. アトリビュート エディタで、fluidEmitter1 の放出流体カラーをオンに設定します。

    fluidEmitter2 を変更したときにコンテナをすでにダイナミック グリッドに設定したので、コンテンツの方法(Contents Method)をダイナミック グリッドに設定するよう指示するプロンプトは表示されません。

  10. 流体のカラー(Fluid Color)カラー サンプルをクリックします。

    カラー チューザ(Color Chooser)が開きます。

  11. カラー チューザからを選択し、適用をクリックします。
  12. Maya ウィンドウの下部にある再生コントロールを使用して、シミュレーションを再生します。

  13. 再生を停止し、再生範囲の始めに移動します。