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頂点、エッジ、フェースを 1 つの頂点にマージする
ポリゴンのマージ
ポリゴン メッシュの統合と分離
境界エッジ間をブリッジする
ブリッジ(Bridge)機能を使用して、一対の境界エッジ間にフェースを構築することができます。ブリッジされたフェースは、オリジナルのメッシュにマージされます。
ブリッジは、2 つのエッジ セットを 1 つのメッシュで接続する必要がある場合に便利です。たとえば、キャラクタの腕の手首を手に接続してマージする場合などです。
境界エッジを選択するには、次の 2 つの方法を使用できます。
- エッジ選択方法を使用して、境界エッジの 2 つの範囲を選択します。
- フェース選択方法を使用して、ブリッジする境界エッジにコネクトされたフェースの 2 つの領域を選択します。
境界エッジ間をブリッジするには、以下のことを確認する必要があります。
- 選択したエッジが同じポリゴン メッシュ内にある。分離したメッシュは
メッシュ > 結合(Mesh > Combine)を使用して 1 つに統合することができます。
- 各選択範囲内の境界エッジの数が同じである。境界上にないエッジが選択範囲に含まれていてもかまいませんが、ブリッジする境界エッジの数はマッチしていなければなりません。
- 選択したエッジにコネクトされているフェース上の法線が一貫した方向を向いている。そうでないと、ブリッジ メッシュが予期せぬシェイプで構築される可能性があります。
選択した 2 つ以上のポリゴン エッジ間をブリッジするには
- ブリッジする境界エッジを次のように選択します。
- エッジ選択方法を使用して、結合されたメッシュ上の境界エッジの分離した 2 つの領域を選択します。
エッジの選択時に境界エッジのみを選択することは重要ではありません。これは、ブリッジ機能により境界上に存在しないエッジが自動的にフィルタ アウトされるからです。ただし、選択して得られる境界エッジの数は原点領域とターゲット領域とでマッチしていなければなりません。
- 境界エッジをメッシュのブリッジに使用する場合のフェース選択テクニックを使用して、結合されたメッシュ上のフェースの分離した 2 つの領域を選択します。
ブリッジ機能によって、自動的に有効な境界エッジがフェース選択から指定され、ブリッジ メッシュが構成された後にフェースが削除されます。
- メッシュの編集 > ブリッジ(Edit Mesh > Bridge) を選択します。
ブリッジ オプション(Bridge Options)ウィンドウが表示されます。
- ブリッジ オプション(Bridge Options)ウィンドウで、必要に応じて次のいずれかのオプションを設定します。
- 選択したエッジ間のブリッジ メッシュのシェイプを定義するには、ブリッジ タイプ(Bridge type)を選択します。
- 選択した境界エッジ間に必要な等間隔セグメントの数を指定するには、ブリッジの分割数(Divisions)を入力します。
- ブリッジ(Bridge)ボタンをクリックして、ブリッジするフェースを作成し、オプション ウィンドウを閉じます。
注:元々、フェースを選択して原点領域とターゲット領域を指定してある場合は、ブリッジ メッシュが構成されると、これらのフェースは削除されます。
- メッシュを選択し、アトリビュート エディタ(Attribute Editor)で polyBridgeEdge ノードを編集することにより、ブリッジ メッシュのアトリビュートを編集することができます。
ブリッジ機能のオプションとアトリビュートの詳細については、
メッシュの編集 > ブリッジ(Edit Mesh > Bridge)を参照してください。
UV テクスチャ座標とブリッジ機能
ブリッジ メッシュを作成するときは、UV テクスチャ情報が考慮されます。選択したエッジに基づいて UV テクスチャ座標が作成され、新しいブリッジ メッシュの分割に基づいて UV テクスチャまたはカラー情報が補間されます。
ブリッジ機能のトラブルシューティング
- ブリッジ機能で、選択した境界エッジ間にメッシュをブリッジできない
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- ブリッジするメッシュが 1 つのメッシュに統合されている。
- 選択した境界エッジの数がメッシュの原点領域とターゲット領域とで同じである。
- 選択したフェースが、メッシュの外側の境界に沿っていない。
- ブリッジしたメッシュが 2 つの境界エッジ セット間で「ボウタイ」状にフリップする
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選択したエッジが閉じたループを形成していない場合、選択したエッジとコネクトされているフェース上の法線が一貫した方向を向いていない可能性があります。ブリッジ機能では、選択したエッジのフェースにコネクトされている法線を使用して各接続の方向が決められます。法線方向は、
ディスプレイ > ポリゴン(Display > Polygons) > フェース法線(Face Normals)を使用して確認できます。法線方向が統一されいない場合は、
法線 > 反転(Normals > Reverse)を使用してブリッジの片側のフェース上にある法線を反転してみてから、ブリッジ メッシュを再び作成してください。
- ブリッジしたメッシュが閉じたループ状の 2 つの境界エッジ セット間でらせん状にツイストする
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選択したエッジが閉じたループ(たとえば、リングや円柱のシェイプ)を形成している場合、ブリッジ機能を実行すると予期せぬ方法でエッジ間が接続される可能性があります。これは、アトリビュート エディタのブリッジ オフセット(Bridge Offset) アトリビュートを使用して修正することができます。ブリッジ オフセット(Bridge Offset)値を 1 だけ大きくして、エッジのブリッジされたループの開始位置と終了位置をループ内の次の頂点に変更するだけです。
- ブリッジ メッシュの作成後にブリッジ機能のコンストラクション ヒストリを使用してブリッジ タイプを切り替えることはできますか?
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リニア パス(Linear path)またはスムース パス + カーブ(Smooth path + curve)オプションを使用してブリッジ メッシュを作成した場合、ブリッジ タイプをスムース パスに変更することができます。リニア パスまたはスムース パス オプションを使用してブリッジ メッシュを作成した場合、ブリッジ タイプをスムース パス + カーブ(Smooth path +
curve)に変更することはできません。
- 明示的なカーブを編集してブリッジ メッシュのシェイプを修正するにはどうすれば良いですか?
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ブリッジ メッシュのシェイプを修正するには、明示的なカーブ上の内部の CV だけを選択し修正することをお勧めします。