Maya® マッスル デフォーマのポイントキャッシング機能では、変形が発生するまでのすべてのポイントに関する情報をキャッシュできます。これにより、主となる変形とアニメーションが完了した後のフィードバックの表示速度が上がります。たとえば、この機能を使用して、ライティングやレンダリング時のタイムラインのスクラブ速度を上げることができます。
ジグル(Jiggle)とリラックス(Relax)の変形機能と同様、キャッシングはデフォーマの独立した機能です。つまり、デフォーマでスキニングやその他の計算を行っていないときでも使用できるということです。その他のデフォーマの一番上に適用してオブジェクトのキャッシュ データを読み書きすることができます。
キャッシングを無効にしたり 書き込みノード(write-node) モードに設定すると、主となるデフォーマは有効になっている設定についてはすべて計算を行います。 読み取りノード(read-node)モードでキャッシングを行うと、主な計算が無効になり、単純なポイントキャシュが実行されます。
ファイル キャッシュで、アトリビュート エディタ(Attribute Editor)を使用するかメイン メニューの マッスル > キャッシング > ファイル キャッシュの場所を設定(Muscle > Caching > Set Location of Cache File)を選択してファイルを格納する場所を設定できます。
キャッシュ(Cache)を書き込みファイル(write-file)に設定すると、各フレームで、指定した場所とファイル名に基づいてメッシュのポイントに関する情報を含む 1 つの ASCII テキスト ファイルが出力されます。ノードベースのキャッシングでは、キャッシュ パス(Cache Path)の機能は使用できません。