レンダー パス オプション(Render Pass Options)
レンダー パスをソートして論理ファイル グループにするには、このアトリビュートを使用します。 レンダー設定(Render Settings): 共通(Common)タブのファイル出力(File Output)セクションにあるファイル名プリフィックス(File name prefix)アトリビュートに <RenderPassFileGroup> レンダー トークンを含める場合、このフィールドに入力したパス グループ名がイメージ ファイル名にアペンドされます。
たとえば、拡散、スペキュラ、シャドウのパスを Illumination という名前のパス グループにグループ化したとします。openEXR を使用してレンダリングする場合、 <RenderPassFileGroup> レンダー トークンがファイル名プリフィックス アトリビュートに追加します。パス グループ名(Pass Group Name)を Illumination に設定されたすべてのパスが、Illumination exr ファイルの下に連結されます。
また、レンダー パス ノードは、パス タイプに応じて、次のアトリビュートのうちのいくつかを持つことがあります。
このオプションを無効化すると、シーン内のすべてのオブジェクトについて透明度が無効になります。屈折は別に制御します。詳細については、 非表示のジオメトリを屈折に表示(Hidden Geometries Visible in Refractions)と 非表示のジオメトリで屈折を生成(Hidden Geometries Produce Refractions)を参照してください。
正規化した 2D モーション ベクトル レンダー パス アトリビュート
正規化した 2D モーション ベクトル(Normalized 2D Motion Vector)パス ノードには次のアトリビュートも含まれます。
カメラ デプス(Camera Depth)パス ノードには次のアトリビュートもあります。ニア クリップ プレーン(Near clipping plane) / ファー クリップ プレーン(Far clipping plane)、最小バッファ値(Minimum buffer value)と最大バッファ値(Maximum buffer value)。
アトリビュートを使用して、カメラ デプス値を正規化します。たとえば、デフォルト値を使用すると、0 より小さいすべての値は 0 に正規化され、1000 より大きいすべての値は 1 に正規化されます。あるいは、これらのアトリビュートを使用してシーンからオブジェクトをクリップすることもできます。ニア/ファー クリッピング プレーンと最小/最大バッファ値を機能させるには、デプス値のリマップ(Remap Depth Values)オプションを有効にする必要があります。