nucleus 空間スケールを設定する
 
 
 

nucleus ソルバのプロパティの調整は、nParticle エフェクト作成の重要なステップです。nucleus ソルバのプロパティは、ソルバ システムのメンバであるすべてのノードに作用する内部フォースを制御します。nucleus ソルバのもっとも重要なアトリビュートの 1 つが 空間スケールです。

nucleus ソルバは、重力およびのフォースをオブジェクトに適用します。これは、シーンを作成した単位にかかわらず、オブジェクトがメートルでスケーリングされる場合と同様です。リアル ワールドの重力の作用を維持するには、nucleus 空間スケールを調整してシミュレーションに適合させる必要があります。

空間スケールを設定するには

  1. アウトライナ(Outliner)で、nParticle1 を選択します。
  2. アトリビュート エディタ(Attribute Editor)で、nucleus1 タブをクリックします。
  3. スケール アトリビュート(Scale Attributes)セクションで、空間スケール(Space Scale)を 0.01 に設定します。

    空間スケールの値を小さくすると、Maya ではシミュレーションでオブジェクトが小さいサイズであるかのようにオブジェクトを評価します。したがって、nParticle への重力の影響が大きくなったように表示されます。

  4. シミュレーションを再生します。

    シミュレーションを再生すると、nParticle がキャンディの箱から実際のスピードで落下するようになっていることがわかります。