nParticle のサイズとカラーを調整する
 
 
 

nParticleShape ノードのアトリビュートを調整すると、パーティクルの外観、動き、およびその他の nucleus オブジェクトとの衝突の仕方を指定できます。エミッタのアトリビュートを調整した場合も、nParticle シミュレーションの全体的な特徴に作用します。

nParticle の外観や動作をキャンディのようにするには、サイズを大きくしてカラーを変更し、サーフェスをスティッキーにします。

nParticle のサイズを大きくするには

  1. アウトライナで、nParticle 1 を選択します。
  2. アトリビュート エディタで、nParticleShape タブをクリックします。
  3. パーティクル サイズ(Particle Size)セクションで、半径(Radius)を 1.8 に設定します。

nParticle のカラーを変更するには

  1. シェーディング(Shading)セクションで、カラー(Color)に進みます。
  2. ランプの左端の円形マーカ(選択した位置(Selected Position) 0 にあります)をクリックします。

  3. 選択したカラー(Selected Color)の横にあるカラー サンプルをクリックします。

    カラー チューザ(Color Chooser)が表示されます。

  4. カラー チューザで白を選択し、適用(Accept)をクリックします。
  5. 選択したカラーを削除する場合は、ランプの右端の四角いマーカをクリックします。

    このシミュレーションの場合は nParticle のカラーが変化しないので、必要なランプ マーカは 1 つだけです。

  6. 入力カラー(Color Input)リストから定数(Constant)を選択します。
  7. シミュレーションを再生します。

    nParticle の外観はよりキャンディらしくなりましたが、放出されている nParticle が多過ぎるために深皿から溢れ出しています。

    この問題を解決するには、エミッタのアトリビュートを調整して nParticle の数を減らすことができます。多くの Maya アトリビュートと同様に、キーを設定して、シミュレーションの指定した時間に放出率を変更することができます。

nParticle の放出率をキー設定するには

  1. 再生範囲の先頭に戻ります。
  2. シミュレーションを再生し、フレーム 50 で停止します。
  3. アウトライナ(Outliner)candy_emitter_surface を展開し、Emitter_Candy1 を選択します。
  4. アトリビュート エディタ(Attribute Editor)で、Emitter_Candy タブをクリックします。
  5. 基本エミッタ アトリビュート(Basic Emitter Attributes)セクションでレート (パーティクル/秒)(Rate (Particles/Second))を し、コンテキスト メニューからキーの設定(Set Key)を選択します。

    nParticle の放出率が 50 に設定されたキーが作成されます。

  6. シミュレーションを、さらに 5 フレーム先の 55 フレームまで再生します。
  7. レート(パーティクル/秒)(Rate (Particle/Second))を 0 に設定します。
  8. レート (パーティクル/秒)(Rate (Particles/Second) し、コンテキスト メニューからキーの設定(Set Key)を選択します。

    nParticle の放出率が 0 に設定されたキーが作成されます。

  9. 再生レンジの開始位置に戻ってから、シミュレーションを再生します。

    これで、nParticle がフレーム 55 まで放出されるようになりました。