このレッスンでは、ライブのワークフローの基本について学びました。
このレッスンでは、トラックするポイントやソリューションの改善については、あらかじめ解決方法が用意されていました。さらに練習を重ねて自分で解決する方法を習得してください。また、Maya ヘルプの「ショットの戦略」のセクションを確認することをお勧めします。
一般的に、正確なソリューションを見つけるためにはソルバを数回実行する必要があります。ソルバを実行する前に、さまざまな位置にトラック ポイントを追加したり、トラック データが正確でない場合はそのトラック データから問題の領域を削除したりすることによって、ソリューションを改善します。1 つのフレームで 1 つのトラック ポイントの位置が揃っていないだけでも、ソリューションが不正確になる可能性があります。
このレッスンのソリューションでは正しいカメラの動きになりましたが、カメラとロケータがなぜパース ビュー グリッドの下に配置されているか不思議に思われたことでしょう。シーン内に配置するソリューションの位置を制御したい場合は、ソルバにもっと多くの情報(調査コンストレインと呼ばれます)を提供する必要があります。さらに学習を深めるには、次のレッスンを続けてください。
カメラの動きに対してソルバを実行したら、そのカメラを使用してアニメーションを作成し、アニメーションがフレーム アウトしないかどうかを確認できます。アニメータが Maya Complete や別のソフトウェア製品を使用する場合は、カメラのソリューションを Live からエクスポートする必要があります( Scene > Export Scene As)。その他のサード パーティ製 3D アプリケーションや合成アプリケーションにもエクスポートできます。
アニメーションをレンダーするときは、イメージ プレーンのバックグラウンドなしでレンダーすることをお勧めします。Maya で別途作成したアニメーションをレンダーしてから、合成ソフトウェア アプリケーションを使用してそのアニメーションをライブ アクション シーンのバックグラウンドと統合するのが、よりすぐれたワークフローです。
ただし、イメージ プレーンをレンダーする場合は、Setup コントロール パネルの Use Cache オプションをオフにする必要があります。Use Cache オプションはレンダーされない Roto ノードを使用します。Use Cache をオフにすれば、ライブは標準の Maya イメージ プレーンに切り替わります。これはレンダー可能です。