距離コンストレインを作成する
 
 
 

ライブ化にはさまざまな調査コンストレインがあります。最初の例として、距離の調査コンストレインを作成します。距離コンストレインは、トラックした 2 つのポイント間の距離を定義します。その 1 つの距離に基づいて、ソルバはすべてのロケータ間の距離を決定することができます。

距離コンストレインを作成するには

  1. 前のレッスンで作成したライブ シーンを開きます。
  2. Solve コントロール パネルで、Survey オプションをクリックして調査コンストレインの設定を開きます。
  3. Constraint Type メニューから Distance を選択します。

    ここで、距離によってコンストレインする 2 つのポイントを指定する必要があります。

  4. ポイントを簡単に選択できるよう、 ウィンドウ > アウトライナ(Windows > Outliner)アウトライナを開きます。
  5. アウトライナclip1TrackedPointVisibilityGroup > clip1TrackedPointGroup を開いて、次のトラック ポイントを選択します。
  6. Solve Survey コントロールパネルで、Create ボタンをクリックします。
  7. Distance に 2 を入力します。

    距離コンストレインを使用すると、ライブは fenceCorner と tileInFront のロケータを強制的に 2 単位離します。このコンストレインが組み込まれるのは、再度ソルバを実行して新しいソリューションを作成したときです。この方法については、このレッスンの後半で説明します。

    このコンストレインはフィルム セットの計測値に基づくものではなく、単なる推定値にすぎません。推定値を使用してロケータ間の空間を制御すると便利なこともありますが、推定値はあまり使いすぎないように注意してください。推定値を使いすぎると、ソルバがソリューションを見つけにくくなる可能性があります。