シーンを設定する
 
 
 

ここでは、ライティングとシェーディングを表示するプリミティブ オブジェクトを作成します。

  1. ファイル > 新規シーン(File > New Scene)を選択して新規シーンを作成します。
  2. ウィンドウ > 一般エディタ > スクリプト エディタ(Window > General Editors > Script Editor)を選択して、スクリプト エディタを開きます。
  3. 次のように入力して、地表プレーンを作成します。
    polyPlane -height 40 -width 40;

    プレーンが原点に表示されます。

    height と width フラグでプレーンの寸法を指定します。

  4. 次のように入力して、NURBS トーラスを作成します。
    torus -axis 0 1 0 -heightRatio 0.5;

    トーラスが原点に表示されます。

    トーラスの axis はトーラスの主要軸の方向を指定します。heightRatio フラグは、トーラスの高さに対するトーラスの主要な半径の比率を指定します。

  5. トーラスを選択して次のように入力し、プレーンが交差しないようにトーラスを再配置します。
    move 0 0.5 0;

    move コマンドは引数(x、y、z)を使用し、選択した、または名前を指定したオブジェクトをどの方向にどれだけ移動するかを指定します。上記コマンドでは、トーラスは Y 軸方向に 0.5 単位上に移動します。

  6. f キーを押して、シーン内の選択されたトーラスに焦点を当てます。
  7. ステータス ラインのレンダー ボタン をクリックして、シーンをレンダーします。

    レンダー ビュー(Render View)が開き、シーンのレンダリングイメージが表示されます。

  8. イメージを維持します(Keep image)ボタン をクリックして、レンダリング イメージを保存します。こうしておくと、このレンダリング イメージを後で作成するレンダリング イメージと比較できます。

    レンダー ビュー(Render View)の最下部にあるスクロール バーを使用して、保存したレンダリング イメージをスクロールしながら確認できます。

次の手順では、シーンに 3 ポイント ライトを作成するコマンドを入力し、後で再使用できるようにスクリプト ヒストリとして記録します。