シェーディング マテリアルは、レンダーしたときのサーフェスの表示方法を制御するためにサーフェスに適用するアトリビュートの集まりです。シェーディング マテリアルには、カラー、輝度、テクスチャなどのアトリビュートが含まれています。次の表では作業を行うマテリアルの概要を示します。
マテリアル | 説明 |
---|---|
Lambert |
スペキュラ ハイライトのない光沢のないサーフェスを作成します。Lambert はデフォルトのシェーディング マテリアルです。 |
Blinn |
スペキュラ ハイライトのある輝くサーフェスを作成します。金属の表面をシミュレートするのによく使われます。 |
apple.mb ファイルを開くと、最初はリンゴとプレーンがワイヤフレームで表示されます(シェーディング > ワイヤフレーム(Shading > Wireframe))。これがシーン ビューのオブジェクトに対するデフォルトの表示モードです。
リンゴとその他のサーフェスが、デフォルトのグレーのスムース シェーディング マテリアルが適用され、デフォルトのライティングによって照らされた状態で表示されます。デフォルトのライティングは、シーン内に他のライトが配置されていない場合に発生します。
Lambert マテリアルのアトリビュート エディタ(Attribute Editor)が表示されます。
Lambert マテリアルは、輝くハイライトのない光沢のないサーフェスを作成します。マテリアルとそのアトリビュートについての詳細については、あとのレッスンで学習します。
カラー チューザで選択したカラーがリンゴの茎に適用されます。
カウンタ、壁、リンゴの茎には光沢のない Lambert サーフェスが、リンゴには光沢のある Blinn サーフェスが適用されました。これらのオブジェクトの外観を変更するアトリビュートは他にもたくさんありますが、それらは次のセクションで学習します。