Maya のパフォーマンスを最適化するために、以下の操作を行うと効果的です。
シーンをオーバーラップしてない長方形のグリッドに分割すると、区画ごとに計画することができるのでレイヤーの可視性を設定するのに役立ちます。ただし、Maya では、前、後、サイドのフラスタム カリングがプロジェクトごとに実行されます。したがって、三角形が 1 つ表示されても Maya ではすべてが描画されます。
以下は、ハードウェア シェーダ プラグイン製作者向けのコーディングのヒントです。
理想的な解決方法は、ディペンデンシー ループを見つけて削除することです。ディペンデンシー ループは見つけにくい場合があります。たとえば、A が pointConstraint B によって移動され、B はターゲット C を使用し、ターゲット C の親が D であり、D はエクスプレッション E によって回転され、エクスプレッション E の入力は F であり、F は G によって制約(コンストレイン)され、その G が A の子オブジェクトであるという複雑なケースも考えられます。1 つのヒントとして、数多くの異なるノード上のアトリビュートに対して出力を行うエクスプレッションに注意します。
(注: Windows と Linux の Maya の 64 ビット バージョンでは十分なメモリ容量を提供しているので、この問題は発生しません)
32 ビット システムの Windows XP でこの問題が発生する場合は、Maya のアプリケーション メモリ制限を上げることをお勧めします。その方法については、 Maya で最大メモリが使用されるよう設定する(仮想メモリのリミットを増やす) を参照してください。
ポリゴン描画キャッシュを無効にして、大容量ファイルをより簡単にロードすることもできます。MAYA_DISABLE_POLYGON_DRAW_CACHE という名前の環境変数があります。ポリゴン描画キャッシュを無効にするには、この変数を 1 に設定します。
ポリゴン描画キャッシュを無効にすると、インタラクティブな描画パフォーマンスが遅くなります。この環境変数を 1 に設定したままにせず、この問題が発生するファイルで作業する場合にのみ変数を設定することをお勧めします。
スペース バーを押すかパネル(Panels)メニューを使用して、現在のビュー構成を変更します。これで、すべてのパネルが正常に描画されるはずです。直前の構成に戻るには、スペース バーをもう一度押すか、パネル メニューで該当するエントリを選択します。