全方向またはディレクショナル ポイント エミッタのパーティクル、CV、頂点、エディット ポイント、またはラティス ポイントに対してそれぞれ異なる放出レートを使用することができます。たとえば、円上のエディット ポイントからリング状に火を放出する設定で、自然な火に見えるように不規則性を強調するためにそれぞれのポイントでの放出に変化を付けることができます。エミッタ タイプがサーフェスまたはカーブであるエミッタは、ポイントごとに放出を変更することはできません。
放出されるパーティクルを MEL の emit コマンドを使用して作成すると、それらのパーティクルの parentId アトリビュートは常に 0 になります。
これにより、放出を行うパーティクル オブジェクトについて、emitterRatePP という名前のアトリビュートが作成されます。このアトリビュートを使用すると、パーティクル単位で放出レートを指定することができます。
エミッタのポイントごとのレートを使用(Use Per-Point Rate)アトリビュートをオンまたはオフに設定すると、ポイントごとの放出率(Per-Point Emission Rates)を切り替えることができます。アウトライナ(Outliner)では、エミッタは放出を行うオブジェクトの下に下層表示されます。
NURBS またはポリゴン ポイント エミッタからの放出を変化させるには
emitterNameRatePP のアトリビュートの場合は、CV、頂点、エディット ポイント、またはラティス ポイントに対応する、アトリビュート エディタのフィールドに値を入力します。どのフィールドがポイントに対応するかを調べるには、ボックスに大きな値を入力してみます。個々の放出レートの設定には、エクスプレッション、ランプ、またはアーティザンを使用することができます。
CV、頂点、またはエディット ポイントを削除した場合には、エミッタを削除してから新しいエミッタを作成し、再びポイントごとの放出率を選択してください。