反復型テクスチャは、単一のグリッド内で同じイメージをタイル状に並べて作成されたテクスチャです。継ぎ目のない反復型テクスチャとは、個々のタイルの接触点でイメージが連続的に重なり合うために各タイルの境界が見えないようなテクスチャです。
ペイント エフェクトで継ぎ目のない反復型テクスチャを作成するには、ラップ(キャンバスの両端をつなげた状態で描く)オプションを使用します。ラップ オプションを使用すると、キャンバスの端を越えるストロークが反対側の端に続き、キャンバスの両端を合わせた場合にイメージが繋がるようになります。キャンバスは垂直方向、水平方向、または垂直/水平の両方向につながります。
キャンバスをラップした場合は、ロール機能を使用して、各端が重なり合う領域を表示することができます。ロール機能を使用すると、キャンバスをシリンダに貼り付けたかのように巻きつけられるため、イメージが左から右または上から下に連続的に表示されます。
ラップ機能を使用しないときにキャンバスの端にできた継ぎ目を修正する場合にも、このロール機能が便利です。次の例ではキャンバスを 50% 垂直方向(上から下)にロールしています。こうすると、エアブラシを使用して継ぎ目を簡単に修正することができます。