これは、メインのマッスル/ボーン/カプセル オブジェクト ノードを実装するロケータ ノードです。マッスル デフォーマ ノードに接続される任意の NURBS サーフェス、ポリゴン メッシュ、またはトランスフォーム/ジョイントには、これを適切な接続を持つシェイプ ノードとして適用する必要があります。
関連項目
ここでは、cMuscleObject ノードのアトリビュートについて説明します。
マッスル デフォーマで使用する場合、このオブジェクトからのスティッキーの強さをコントロールします。通常、1.0 に設定します。これは、このノードに対してペイントされているスティッキー ウェイトの乗数です。スライドの強さ(Sliding Strength)アトリビュートに加え、この値によってスティッキーの量とウェイトをペイントした後のスライドの量を調整できます。
オブジェクトのスライド エフェクトの量を設定します。通常、1.0 に設定します。スティッキーの強さ(Sticky Strength)アトリビュートに加え、この値によってスティッキーの量とウェイトをペイントした後のスライドの量をツィークできます。
マッスル スキン デフォーマとともに使用した場合、これはカプセル、ボーン、またはマッスル オブジェクトのサーフェスと、スライドを使用したときに押し出されたスキンの間のオフセットを定義します。
たとえば、脂肪(Fat)を 0 に設定すると、カプセル、ボーン、またはマッスルのサーフェスがタッチするまで、スキンは押し出されません。脂肪の値を大きくすると、カプセル、ボーンまたはマッスルとスキンの間にギャップが作成されます。
マッスル スキン デフォーマと一緒に使用するときに、ポイントが外側でなく内側に押されるようにスライド エフェクトを変更します。通常、このアトリビュートはオフに設定されます。下にスライドせずに、メッシュと衝突するように見えるマッスルまたはボーンを作成するには、これをオンにします。
cMuscleSystem ノードの相対スティッキー(Relative Sticky)で相対(relative)がオンの場合に、ノードのエフェクトを相対的にするかどうかを設定します。オンの場合(デフォルト)、マッスルのスティッキー エフェクトは、さらにローカルとみなされるため、二重トランスフォームは行われません。
カプセルの主半径または主サイズを設定します。
カプセルの長さを設定します。カプセルの終点ロケータが作成されると、この値は距離に基づいて自動的に変更されます。
カプセルの長辺方向の軸を設定します。
デフォルト ウェイト ツールで使用されます。ノードのスティッキーに作用(Affect Sticky)がオンに設定されている場合、このノードのスティッキー ウェイトにデフォルト ウェイトが設定されます。
デフォルト ウェイト(Default Weights)ツールで使用されます。ノードのスライドに作用(Affect Sliding)がオンに設定されている場合、このノードのスライド ウェイトにデフォルト ウェイトが設定されます。
NURBS マッスルで、リグのスケーリングが適切に作用するようにスティッキー ウェイトのエフェクトを変更するために使用されます。通常、これらのアトリビュートには、リグのスケールに使用される最上部レベルのリグ コントロールを接続できます。
ペイントとともに使用され、このオブジェクトのスティッキー ウェイトをロックできるようにします。通常、手動では編集しません。
ペイントとともに使用され、このオブジェクトのスライド ウェイトをロックできるようにします。通常、手動では編集しません。
描画(Draw)
スクリーンに描画されるものを設定します。
何も描画されません。
オブジェクトは脂肪(fat)距離の位置に描画されます。または、スライドした場合にスキンが配置されるところにオフセットを表示します。
脂肪を追加していないカプセルの実際の半径、またはポリゴン オブジェクトもしくは NURBS マッスルの実際のサーフェスを表示します。
シェーディング(Shaded)
シーン ビューで、どのように描画が行われるかを設定します。
シェーディング モードでもワイヤフレームとしてオブジェクトを描画します。
シーン ビューがワイヤフレーム表示の場合、オブジェクトをワイヤフレームで描画します。シーンがシェーディング ビューである場合はシェーディングします。
オブジェクトは同様に描画されますが、シェーディング モードでは、シェーディングされたオブジェクトの上にワイヤフレームが描画されます。
Maya のデフォルトでは、選択したオブジェクトは白または緑色でハイライトされます。この値が 1 の場合、選択されたオブジェクトのワイヤフレームも同様にハイライトされます。0 に設定するとハイライトされないため、オブジェクトを選択してもワイヤフレーム カラーは変わりません。
前述に同じです。ただし、こちらは、選択時にシェーディング カラーとオブジェクトをハイライトするかどうかは設定できません。
カプセルの長辺方向に描画するセグメントの数をコントロールします。ある程度、セグメントは描画されますが、スライド エフェクトでは実際のスムース カプセルが常に使用されるため、このパラメータは変形ではなく、描画のみに影響します。
カプセルの直径の周りに描画されるサイド数をコントロールします。ある程度、セグメントは描画されますが、スライド エフェクトでは実際のスムース カプセルが常に使用されるため、このパラメータは変形ではなく、描画のみに影響します。
ワイヤフレーム シェーディング モードでのカプセルの表示カラーを設定します。このアトリビュートは、アトリビュート エディタでのみ表示されます。
シェーディング モードでのカプセルの表示カラーを設定します。このアトリビュートは、アトリビュート エディタでのみ表示されます。