トランスレータをカスタマイズ/再作成する
 
 
 

次に、トランスレータを再コンパイルしたり、再作成する方法について説明します。

トランスレータを再コンパイルするには

  1. 再コンパイルする前に、次の C++ コンパイラを用意します。

    (Linux®)SGI C++ 7.3.1

    (Windows®)Microsoft® VC++ 6.0

    (Mac® OS X)Metrowerks® CodeWarrior 7.1

  2. ローカルな作業領域を作成して、次のようなディレクトリ ツリーを構成することができます。

    MDt/MDtApi

    MDt/include

    MDt/lib

    MDt/vrml2Export

    MDt/rtgExport

    MDt/ge2Export

  3. $MAYA_LOCATION/devkit/obsolete/games から個々のディレクトリをコピーします。

    Maya は、CodeWarrior®、SGI®、および MS IDE プロジェクト ファイル用の Makefile を付属しており、これらを使ってトランスレータを再作成できます。

    注:場合によっては、Makefile を編集して、Maya の特定のインストール領域のプロジェクト ファイルをカスタマイズする必要があります。
  4. はじめに、MDtApi ライブラリを作成します。ほかのトランスレータも使用できるスタティック ライブラリを作成します。これを LIB(Mac OS X)、DSO(Linux)、または DLL(Windows)ファイルとして作成することも可能ですが、当面はトランスレータを更新したり変更するためのスタティック ライブラリを作成するほうが簡単です。

    (Linux)libMDtApi.a は lib ディレクトリにコピーされてそこから参照されます。

    (Windows)libMDtApi.lib は Release サブディレクトリに格納されており、そこから参照されます。

    (Mac OS X)libMDtApi.lib は CFMSupport フォルダに格納されており、そこから参照されます。