まつげを追加する
瞼にまつげを付けるには、次のテクニックを使用します。
まつげを追加するには
- まつげを追加するサーフェスを選択します。
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ファー > ファー ディスクリプションのアタッチ(Fur > Attach Fur Description) > 新規(New)を選択します。
- ファー フィードバックを選択し、チャンネル ボックス(Channel Box)の入力(INPUTS)セクションで、ファー ディスクリプション名を FurDescription1 からわかりやすい名前(eyelashes など)に変更します。
- まつげを正確にペイントできるように、サーフェスの U サンプル(U Samples)と V サンプル(V Samples)の値を高く設定します。
- まつげの本数を減らします。
- まつげを追加するサーフェスを選択します。
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ファー > ファー アトリビュート ペイント ツール(Fur > Paint Fur Attributes Tool) を選択します。
- ファー アトリビュート ペイント ツール設定(Paint Fur Attributes Tool Settings)ウィンドウで、ファー アトリビュート(Fur Attribute)プルダウン リストから生え具合(Baldness)を選択します。
- ツール設定(Tool Settings)ウィンドウで、ペイント操作(Paint Operation)を置き換え(Replace)に、値(Value)の値を 0 に設定し、塗りつぶし(Flood)ボタンをクリックします。
- まつげを瞼にペイントし直します。
- 値(Value)の値を 1 に戻し、まつげを端に沿って丁寧にペイントします。
- 希望どおりにまつげをトリミングします。
- ペイントする長さの値は、端では 0.3 にし、中央に向かって 0.5、0.8 と長くして一番長いまつげを 1.0 にするなど、徐々に長くしていきます。
- 値の値を 1 に、操作(Operation)をスムース(Smooth)に設定します。そのあと、塗りつぶし(Flood)ボタンをクリックしながらまつげの長さがスムースに見えるように調整します。
- まつげらしく見えるように、ファー ディスクリプションを作成します。
- まつげのフィードバックを選択し、チャンネル ボックス(Channel Box)でファー精度(Fur Accuracy)の値を 1 に設定します。
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ファー > ファー ディスクリプションの編集(Fur > Edit Fur Description) > FurDescriptionName を選択してアトリビュート エディタ(Attribute Editor)を開きます。
- 長さ(Length)の値を 0.8 に、ベースのカール(Base Curl)の値を 0.9 に、毛先のカール(Tip Curl)の 値を 1 に設定します。
- 縮れ(Scraggle)の値を 0.3 に、縮れ周波数(Scraggle Frequency)の値を 2.0 に設定します。
- ディテール(Details)セクションに移動します。
- 長さ(Length)のセクションに移動し、マップ乗数(Map Multiplier)を 1.2 に、ノイズ振幅(Noise Amplitude)の値を 0.325 に設定します。
- 極性(Polar)のセクションに移動し、ノイズ振幅(Noise Amplitude)の値を 0.0325 に設定します。
- ベースのカール(Base Curl)セクションに移動し、ノイズ振幅(Noise Amplitude)値を 0.05 に設定します。
- 毛先のカール(Tip Curl)セクションに移動し、ノイズ振幅(Noise Amplitude)値を 0.115 に設定します。
眼鏡(光が屈折する物体)越しのまつげをレンダーするには
- ファーのシーンをすべてレンダーします。このとき、眼鏡のレンズ越しのファーは非表示にしておきます。
- ビュー > イメージ プレーン > イメージのインポート(View > Image Plane > Import Image)を選択して(レンダーしたイメージを選択)、レンダーしたイメージを使用してイメージ プレーンを作成します。
- imagePlane アトリビュート エディタで、次のように設定します。
- イメージ プレーン アトリビュート(Image Plane Attribute)セクションで、表示モード(Display Mode)を RGB に設定します。
- 配置(Placement)セクションで、レゾリューション ゲートに合わせる(Fit to Resolution Gate)をクリックします。
- レンダリング詳細(Render Stats)セクションで、反射に現れる(Visible in Reflection)をオンにします。
- 配置(Placement)セクションで、イメージ プレーンがレンズの最後部の後ろにくるようにデプス(Depth)の値を設定します。必要に応じて、デプスの値を正確に追跡するエクスプレッションを作成できます。
- シーン内で、眼鏡のレンズとフレームおよびイメージ プレーンをレイトレーシングして、それ以外のオブジェクトをすべて非表示にします。
- ファー レンダリング(Fur rendering)をオフに設定して、シーンを再びレンダーしま
す。
これでファーのあるイメージ プレーンはレンズを通して屈折します。