テンプレートビューをカスタマイズする

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テンプレートビューをカスタマイズする

テンプレートファイルを編集することで（コンテナテンプレートを編集するを参照）、コンテナのアトリビュートの基本レイアウトを変更し、複数のビューを追加すると、同じコンテナに複数のレイアウトを設定できます。

一部の情報（ラベル、説明など）は、テンプレートとビューの両方で使用することができます。ビュー固有の定義を使用した場合、テンプレートレベルの定義よりも優先されます。

ビューの定義で使用できる XML 要素の詳細については、ビュー要素を参照してください。

次の例は、ビューの XML 要素の概要とアトリビュートエディタ（Attribute Editor）での表示内容を表しています。

ビューをカスタマイズするには

テンプレートビューをカスタマイズするための基本的なワークフローを以下に示します。

テンプレートファイル内のビューの定義を見つけるには

任意の XML エディタを開き、テンプレートファイルをロードします。
デフォルトでは、作成するコンテナテンプレートは、カレントプロジェクトの assets サブディレクトリに保存されます（詳細については、コンテナテンプレートを作成するを参照してください）。
変更するビューの名前で XML ファイルを検索します。
たとえば、「ShadingArtist」という名前のビューを見つけるには、ビューの名前として「ShadingArtist」を検索します（テンプレートファイルへのビューの追加の詳細については、ビューをコンテナテンプレートに追加するを参照）。

ビューの定義は、<view> 要素タグで囲まれています。テンプレートファイルを図で確認するには、コンテナテンプレートのパーツを参照してください。

このビュー定義内の要素を編集すると、ビューの表示を変更することができます。

ビューからアトリビュートを削除するには

デフォルトでは、テンプレートのすべてのアトリビュートは、作成時にビューに追加されます。アトリビュートは、ビュー定義の <property> 要素で表されます。<property> 要素は、テンプレートで使用できるアトリビュートを名前で参照します。

ビュー定義を編集して、特定のビューに表示したくないアトリビュートを削除することができます。

ビュー定義で、ビューに表示したくないアトリビュートを表す <property> 要素を削除します。
XML ファイルを保存して閉じます。
Maya でテンプレートをリロードして、変更したビューをアクティブビューに選択すると、削除した <property> 要素に対応するアトリビュートがウィンドウとエディタに表示されなくなります。

ビューのアトリビュートの表示名を変更するには

各ビューのプロパティ定義内で <label> 要素を使用すると、アトリビュートエディタ（Attribute Editor）の対応するアトリビュートの表示名を変更することができます。

<label> 要素を指定していない場合は、プロパティ定義に追加します。
ヒント:<label> タグをプロパティ定義に追加する場合は、プロパティ定義の最後のスラッシュ「/」を削除し、</property> タグを追加してください。
<label> 要素内のテキスト文字列を編集します。

注:<label> テキストを変更すると、アセットエディタ（Asset Editor）のアトリビュートのヒントとヘルプの表示も変更されますデフォルトでは、アセットエディタ（Asset Editor）は、アトリビュートの <type> と <label> 要素に基づいたツールヒントを表示します。

ビューのアトリビュートを再編成するには

ビュー定義内で、<property> 要素を選択してカットします。
この要素をビュー定義内の新しい位置にペーストします。
ビューのアトリビュートの再編成が完了したら、XML テンプレートファイルを保存し、XML エディタを閉じます。

ビューのアトリビュートのグループの見出しを変更するには

これらのステップに進む前に、ビューの追加オプション（Add View Options）のノード別のグループ（Group By Node）レイアウトを選択してビューを作成してください。

次のいずれかを実行します。
- グループ名にスペースや特殊文字を使用する必要がない場合は、<group> 要素の name テキスト文字列を編集するだけです。
- グループ名にスペースや特殊文字を使用する必要がある場合は、グループ定義に <label> 要素を追加して編集します。

個々のコントロールを使用して子アトリビュートをビューに表示するには

ビューをテンプレートに追加するときに、ビューの追加オプション（Add View Options）の複合を展開（Expand Compounds）をオンに設定します（ビューをコンテナテンプレートに追加するも参照）。
複合を展開（Expand Compounds）をオンに設定すると、複合の子アトリビュートがビュー定義に個別に追加されます。

したがって、子アトリビュートが個々のコントロールと一緒に Maya のウィンドウとエディタに表示されます。
（オプション）子アトリビューのみを表示する場合（その個々のコントロールも表示）、ビュー定義から親アトリビュートを削除できます（そのグループコントロールも削除）（ビューからアトリビュートを削除するも参照）。

複合アトリビュートのグループコントロールのみをビューに表示するには

ビューを作成するときに、ビューの追加オプション（Add View Options）の複合を展開（Expand Compounds）をオフに設定しますビューをコンテナテンプレートに追加するも参照してください。
複合を展開（Expand Compounds）をオフに設定すると、子アトリビュートはビュー定義に個別にリスト表示されません。したがって、親アトリビュート（子を含む）はグループコントロールを使用して表示されます。

アトリビュートエディタに表示されるヒントを変更するには

各ビューを設定して、コンテナのユーザがアトリビュートエディタ（Attribute Editor）でアトリビュートの上にマウスポインタを置いたときに異なるツールヒントを表示することができます。これにより、ユーザに役立つ任意の情報を表示することができます。

ビュー定義で、編集するツールヒントが定義されたプロパティ定義を見つけます。
<description> 要素を指定していない場合は、プロパティ定義に追加します。
ヒント:<description> タグを追加する場合は、プロパティ定義の最後のスラッシュ「/」を削除し、</property> タグを追加してください。
アトリビュートエディタ（Attribute Editor）のヒントのテキストを <description> タグの間に入力します。
（オプション）ヒントのテキストの表示言語を変更する場合は、<language> タグを追加します。詳細については、コンテナユーザインタフェースをローカライズすると要素のローカライズ: インタフェースのラベルと説明を参照してください。
XML テンプレートファイルを保存します。