キャッシュ タイム レンジ（Cache Time Range）

キャッシュするフレームを指定します。タイム スライダの全フレーム範囲をキャッシュするのが最も簡単な方法です。しかし、オブジェクトが震えるフレームのみをキャッシュすると、キャッシュ ファイルを小さくしてディスク スペースを節約できます。

タイム スライダ（Time Slider）

再生開始/終了（Start/End）レンジの全フレームがキャッシュされます。

レンダー設定（Render Settings）

レンダー設定（Render Settings）ウィンドウのイメージ ファイルの出力（Image File Output）セクションで指定したフレーム レンジがキャッシュされます。

詳細については、『レンダリング』マニュアルの「 レンダー設定（Render Settings）ウィンドウ」を参照してください。

開始/終了（Start/End）

開始/終了（Start/End）時間フィールドで指定したフレーム レンジがキャッシュされます。

開始時間（Start Time）終了時間（End Time）

キャッシュするフレーム レンジを設定します。キャッシュ タイム レンジ（Cache Time Range）で開始/終了（Start/End）を選択した場合のみ使用できます。

サンプリング（Sampling）

オーバー サンプルおよびアンダー サンプルによって、Maya がフレームごとにジッタを算出する頻度を指定します。

オーバー（Over）

レート（Rate）の値を 2 以上にするとキャッシュされたジグルの精度が上がり、シーンではジグル オブジェクトがリジッド ボディに高速かつ繰り返し衝突します。

アンダー（Under）

レート値を 2 未満にすると、キャッシュされたジグルの精度は下がりますが、キャッシングの速度が速くなります。たとえば、アンダー サンプルのレートを 2 の場合は、2 フレームごとにジッタが一度算出されることを意味します。

ジグル オブジェクトがリジッド ボディに不自然に衝突する場合、オーバー サンプル（Over Sample）を選択してレート（Rate）を ソルバ > オーバー サンプリングまたはキャッシュ設定の編集（Solvers > Edit Oversampling or Cache Settings）で使用できるオーバー サンプル（Over Sample）設定に合わせて設定します。