カメラの照準
 
 
 

カメラの照準を合わせて、シーン内のオブジェクトをフレームに収めます。

カメラを通して見るには、 現在選択しているシーン ビューのカメラを選択するを参照してください。

他の方法でシーンをフレームに収めるには、 カメラを別の場所に移動するを参照してください。

カメラ ツール

カメラ ツールによって、カメラをさまざまな方法で再配置できます。

タンブル(Tumble)

注視点(特定のオブジェクトなど)やカメラのピボット ポイント(デフォルトでは中心)を軸にしてカメラを回転します。

タンブル ツール(Tumble Tool)の動作を調整するには、 ビュー > カメラ ツール(View > Camera Tools)を参照してください。

Track(トラック)

空間でカメラを水平、または垂直にスライドします。

トラック ツール(Track Tool)の動作を調整するには、 ビュー > カメラ ツール(View > Camera Tools)を参照してください。

ドリー(Dolly)

カメラをビューの方に近づけたりビューから離したりします。ドリー ツール(Dolly Tool)を使用すると、パースが変わります。すなわち、カメラから遠く離れた被写体は、カメラに近い被写体よりも相対的にサイズの変更が遅くなります。ズーム(Zoom)と比較してください( ズーム(Zoom)を参照してください)。

ドリー ツール(Dolly Tool)は、パース ビューまたは正射投影ビューで使用できます。

ドリー ツールの動作を調整するには、 ビュー > カメラ ツール(View > Camera Tools)を参照してください。

ヒント:ほとんどのカメラ ツールで、プラットフォーム固有のキーの組み合わせも使うことができます。詳細については、『Maya の基本』マニュアルの「 選択、ツール、アクション」を参照してください。

ズーム(Zoom)

カメラの焦点距離(ビュー アングル)を変更します。ズーム ツール(Zoom Tool)は、ドリー ツール(Dolly Tool)がするようなパースの変更は行いません。フレームの被写体はすべて、同じレートでサイズが変わります。カメラは移動しませんが、その結果は似ています。ビュー アングルを変更せずに遠近の臨場感を出す場合は、ドリー(Dolly)を参照してください。

ズーム ツールの動作を調整するには、 ビュー > カメラ ツール(View > Camera Tools)を参照してください。

ロール(Roll)

水平軸を中心にカメラを回転させ、レンズの鏡筒を下げます。

ロール ツール(Roll Tool)の動作を調整するには、 ビュー > カメラ ツール(View > Camera Tools)を参照してください。

方位角仰角(Azimuth Elevation)

パース ビュー内でのみ、注視点を中心としてカメラを回転させます。

地表プレーンに対するカメラ視線の角度は、仰角と呼ばれています。地表プレーンに直交したプレーンに対するカメラ視線の角度は、方位角と呼ばれています。

方位角仰角ツール(Azimuth Elevation Tool)の動作を調整するには、 ビュー > カメラ ツール(View > Camera Tools)を参照してください。

ヨー ピッチ(Yaw-Pitch)

カメラをその場から動かさずに、上下(ピッチまたはティルトとも呼ばれる)、あるいは左右(ヨーまたはパンとも呼ばれる)に向けます。カメラ ビュー内のシーンが反対方向に移動するように見えます。

カメラを上下、または左右に動かすには、トラック ツール(Track Tool)を使用します。

ヨー ピッチ ツール(Yaw-Pitch Tool)の動作を調整するには、 ビュー > カメラ ツール(View > Camera Tools)を参照してください。

フライ(Fly)

何の制限も受けずに、シーンを通してカメラを飛行させます。フライ ツール(Fly Tool)を使用すると、一人称視点の 3D パースペクティブ ゲームでプレイしているかのように、シーンを自由にナビゲートできます。

フライ ツール(Fly Tool)を使用するには、前方へフライする場合 を押しながら上へドラッグし、後方へフライする場合 Ctrl キーを押しながら下へドラッグします。カメラの方向を変えるには、 を放してドラッグします。

ヒント:フライ ツール(Fly Tool)がアクティブであれば、タンブル、トラック、ドリーを使用することができます。