ディスプレイ(Display)プリファレンス
 
 
 

パフォーマンス(Performance)

高速インタラクション(Fast interaction)

ポリゴンなどのジオメトリ構成要素の表示数を減らしてパフォーマンスを高めるには、高速インタラクション(Fast Interaction)をオン(On)に切り替えます。デフォルトはオフです。

テクスチャ表示の最大解像度(Max. texture display res)

1K × 1K よりも大きなイメージを編集中に、パフォーマンスに関して著しく減速したことがわかった場合、考えられる原因は、その解像度でテクスチャを表示するには、ビデオ カード メモリが不十分であることです。このオプションを使用すると、表示に使用するテクスチャの最大サイズを設定できます。

設定を有効にするには、Maya を再起動することをお勧めします。

ベイク処理後のビューポート テクスチャ(Baked viewport textures)

スライダを設定して、速度と精度のバランスが調整されたシーン ビュー テクスチャを表示することができます。

注:
  • シーンにハードウェア テクスチャしかない場合、このスライダはどこにも影響しません。
  • シーンのテクスチャは、どのような変更でも自動的に更新されることはありません。強制的に更新する必要があります。たとえば、シーンをリロー ドして更新します。
  • 影響を受けるテクスチャは、デフォルトのテクスチャの精度を使うよう設定されていて、2D テクスチャ配置オプションがハードウェアで扱われない(たとえば、ずらすためのオプションやカード/ドライバがハードウェアでサポートしていないその他のオプションを使う)ものだけです。
スウォッチの最大解像度(Max res. for swatches)

マテリアル サンプル(Material Sample)スウォッチに、最大解像度を設定できるようになりました。ファイル テクスチャのサイズが指定した解像度を超えた場合は、明示的に要求されるまでスウォッチは作成されません。ハイパーシェード(Hypershade )でスウォッチを クリックして、マーキング メニューからスウォッチのリフレッシュ(Refresh Swatch)を選択します。または、アトリビュート エディタ(Attribute Editor )のマテリアル サンプル(Material Sample)スウォッチでスウォッチをクリックして、ディスプレイをリフレッシュします。

これによってメモリの消費量が削減され、変換時間が短縮されて、特に大きいテクスチャを多数処理するときのパフォーマンスが向上します。大きいファイル テクスチャが多数あるシーンを初期ロードする場合に、もっとも役立ちます。一度スウォッチを作成すると、常に表示されます。

プルダウン リストから最大解像度を選択します。カスタム(Custom)オプションを選択して、必要な解像度を入力することもできます。この値を超える解像度のファイル テクスチャは、アトリビュート エディタ(Attribute Editor)のマテリアル サンプル(Material Sample)スウォッチまたはハイパーシェード(Hypershade)スウォッチには表示されません。デフォルトは 2Kx2K です。

カスタム解像度(Custom Resolution)

スウォッチの最大解像度(Max res. for swatches)のプルダウン リストからカスタム(Custom)を選択して、ファイル テクスチャの解像度をこのフィールドに入力します。

ビュー(View)

軸(Axes)

2 種類(ビュー軸と原点軸)の XYZ 座標系の表示を設定します。いずれのオプションも無効にすると、XYZ 座標系は表示されません。

ビュー軸(View Axis)

ビューの左下隅に XYZ 座標を表示します。デフォルトはオンです。

原点軸(Origin Axis)

XYZ 座標を座標(0, 0, 0)に表示します。デフォルトはオフです。

グリッド プレーン(Grid Plane)

グリッド プレーンの表示/非表示を設定します。グリッドとは、ビュー内で 3 次元を表現する 2D プレーンです。ソリッド サーフェスに関連したモーションをアニメートする場合に、グリッド プレーンを表示していると便利です。グリッドを非表示にするには、非表示(Hide)を選択してください。デフォルトは表示(Show)です。

この設定は ディスプレイ > グリッド(Display > Grid)の設定よりもオーバーライドされます。

アクティブ オブジェクト ピボット(Active Object Pivots)

ピボット ポイントの表示/非表示を設定します。デフォルトはオフです。

作用対象のハイライト(Affected Highlighting)

オブジェクトのハイライト/非表示を設定します。オン(On)に設定すると、選択したオブジェクトに関連するオブジェクトまたはそれによって影響を受けるオブジェクトが別のカラーでハイライトされます。デフォルトはオンです。

注:ハイライトに使用するカラーを編集するには、 ウィンドウ > 設定/プリファレンス > カラー設定(Window > Settings/Preferences > Color Settings)を選択し 、アクティブ(Active)タブをクリックして一般(General)を展開し、作用したアクティブ(Active Affected)を変更します。

ワイヤフレーム付きシェード(Wireframe on Shaded)

シェーディングしたオブジェクトのワイヤフレームの表示方法を選択します。

全体(Full)

シェーディングしたオブジェクトの通常解像度のワイヤフレームを表示します。これがデフォルトの設定です。

一部(Reduced)

シェーディングしたオブジェクトに、ワイヤの数を減らして表示します。

なし(None)

シェーディングしたオブジェクトに、ワイヤをまったく表示しません。なしを選択すると、パフォーマンスが向上します。

影響領域(Region of Effect)

影響領域の表示と非表示を切り替えます。影響領域とは、選択した CV を移動すると変更される可能性のあるオブジェクトの部分のことです。サーフェスだけでなくカーブも影響領域を表示することに注意してください。デフォルトはオン(On)です。

テンプレート シェーディング(Shade Templates)

オン(On)に設定すると、テンプレート オブジェクトがシェーディング ビューにシェーディングされて表示されます。オフ(Off)に設定すると、テンプレート化されたオブジェクトだけがワイヤフレームとして表示され、他のオブジェクトはすべてシェーディングされて表示されます。デフォルトはオフです。