動物が身震いする様子を表現する
ファーを設定したオブジェクトのモーションにファーが反応する様子を次に示します。たとえば、動物が身震いすると、ファーがそのモーションに反応します。その様子をわかりやすくするために、この例では動物の身体をシリンダで表わしています。
アニメーションを再生するには、以下のリンクをクリックしてください。
shakingAnimal.mov
ファーをモーションに反応させるには
- シリンダを作成し、シーンにライトを追加します。
- シリンダにファーを追加した後、ファー プリセット(Fur Preset)LionMane を適用します。
-
ファー > ファーの方向のオフセット(Fur > Offset Fur Direction by) > 90°を選択します。
- 3 x 6 のヘア グリッドを追加します (詳細ついては、
ファーで使用するヘア システムを作成するを参照してください。必ず、ヘア カーブ タイプとしてダイナミックを選択してください。)
- ヘア システムをファーにアタッチします。
ファーに対してヘア システムをアタッチ/デタッチするを参照してください。
- ファーのコーム位置や傾斜位置が失われないように、
ファー > 開始位置の設定(Fur > Set Start Position To)を選択してファー ディスクリプションを選択します。
- 次のように、シリンダの動きにキーフレームを設定します。
- Maya メイン ウィンドウの右下隅にある をクリックして、自動キー(Auto Key)をオンに設定します。
- 一番目のフレームに移動して
アニメート > キーの設定(Animate > Set Key)を選択します。
- チャンネル ボックス(Channel Box)で、回転 X(Rotate X)、回転 Y(Rotate Y)および回転 Z(Rotate Z)のフィールドを選択します。
- 選択した各フィールドをマウスの右ボタンでクリックして、選択項目のキー設定(Key Selected)を選択します。
- 別のフレームに移動して、回転(Rotate)の値を変更します。
- 必要に応じて、1 つ前のステップを繰り返します。
- ファー カーブ アトラクタ セットを編集するには、レンダー(Render)メニューから
ファー > カーブ アトラクタ セットの編集(Fur > Edit Curve Attractor Set) > AttractorSetName を選択して、次のように調整を行います。
- アトラクタのモデル(Attractor Model): ローカル(Local)
- ファー単位のカーブ(Curves Per Fur): 1
- 半径(Radius): 10
- インフルエンス(Influence): 1
- 終了の長さ(End Length): 5
- しきい値の長さ(Threshold Length): 0.33
- hairSystem で、開始カーブに引き付け(Start Curve Attract)アトリビュートを 0.2 に設定します。
- 順再生(Play Forward) ボタンをクリックして、ファーを動かしたいようにアトラクタが動くことを確認します。
- 必要に応じて、アトラクタの動きを微調整します。
- アニメーションを形成するフレームをレンダーします。詳細については、
ファーを使用したアニメーションをレンダーするを参照してください。