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エラー チェック
Maya API の基礎知識
エラー ロギング
MStatus クラス
MStatus クラスでは、メソッドが失敗したかどうかを判断できます。
多くの API メソッドは、MStatus クラスのインスタンスを返すか、オプションのパラメータとして渡されるインスタンスに情報を書き込みます。MStatus クラスには error メソッドおよびオーバーロードされた演算子 bool が含まれており、インスタンスがエラー ステータスになっている場合には、両方とも false を返します。つまりコールの成功を迅速にチェックできるのです。たとえば:
MStatus status = MGlobal::clearSelectionList();
if (!status) {
// Do error handling
...
}
MStatus インスタンスにエラーが含まれている場合は、以下のいずれかを実行できます。
- statusCode メソッドを使用して、失敗の原因を示す MStatusCode enum のエレメントを読み込みます。
- errorString メソッドを使用して、エラーの詳細説明を含む MString を読み込みます。
- perror メソッドを使用して、エラーの詳細説明を標準的なエラー(出力)に出力します。オプションで、指定した文字列を前に追加できます。
- オーバーロードされた等価演算子と不等価演算子を使用します。インスタンスを特定の MStatusCode と比較できます。
- インスタンスを「成功」状態にリセットします。これには clear メソッドを使用します。