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概要

addPP [-attribute string] objects

addPP は 「元に戻す」が可能、「照会」が不可能「編集」が不可能 です。

CV、頂点、またはパーティクルなどのポイント単位のアトリビュート機能を、エミッタまたはフィールドのアトリビュートに追加します。-atr フラグはアトリビュートを識別します。アトリビュートが指定されていない場合、addPP は警告メッセージを返して処理は何も行いません。

このコマンドは、必要なアトリビュートをすべて追加し、必要なコネクションをすべて作成します。既存のアトリビュートがある場合、そのアトリビュートにコネクトします。このコマンドは、エミッタまたはフィールドの該当するアトリビュートをすべてオンにし、ポイントごとの機能が使用中であることを示します。

このコマンドは、各エミッタ/フィールドが所有するオブジェクトに、個別のポイントごとのアトリビュートを追加します。たとえば放出率の場合、各エミッタに個別の ratePP があります。このアトリビュートは、<エミッタ/フィールド名><アトリビュート名>PP という規則に従って命名されます。 たとえば、パーティクル シェイプのエミッタが「smoke」である場合、そのシェイプにはアトリビュート「smokeRatePP」が存在します。

オブジェクト名は、ポイントごとの機能が追加されるエミッタまたはフィールドである必要があります(またはその親のトランスフォームの名前)。 addPP コマンドは、同じオブジェクトに所有される別のエミッタやフィールドではなく、そのエミッタまたはフィールドにポイントごとの機能を追加します。ポイントごとの機能が指定したオブジェクトでサポートされていない場合、このコマンドは警告メッセージを発行しますが、ほかの有効なオブジェクトに対しては処理を続行します。

指定したオブジェクトがない場合、addPP は、指定したアトリビュートを適用できる、カレントのセレクション リストのオブジェクトすべてを使用します (たとえば、選択したすべてのエミッタに対して、ポイントごとの割合を追加します)。

addPP が、削除されたエミッタのアトリビュートがオーナー オブジェクトに残っていることを検知した場合、新しいアトリビュートを追加する前にこのアトリビュートを削除します。したがって、エミッタを削除して新しいエミッタを作成し、addPP を再度実行すると、addPP は削除されたエミッタをクリーン アップします。これは、ジオメトリ エミッタがあり、そのジオメトリを変更する場合の最も一般的な方法です。 同様に、addPP がいくつかの CV または頂点がジオメトリに追加されたことを検知すると、必要に応じて追加された CV や頂点に対応するマルチアトリビュートが展開されます。 ただし、CV や頂点が削除されたことを検知した場合、addPP はマルチアトリビュートのエントリを一切削除しません。詳細については、ユーザ マニュアルを参照してください。

戻り値

string[]指定したアトリビュートにポイント単位の機能を追加したエミッタ/フィールドの名前を返します。

関連項目

emitter, particle

フラグ

attribute
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数型 プロパティ
-attribute(-atr) string create
PP 機能を追加するアトリビュートの名前。 現在サポートされているアトリビュートは、(エミッタの)速度だけです。

: コマンドの作成モードで使用可能なフラグ : コマンドの編集モードで使用可能なフラグ
: コマンドの照会モードで使用可能なフラグ : 1 つのコマンドで複数回使用可能なフラグ

MEL 例

addPP -atr "rate" myEmitter;

// Suppose that myEmitter is owned by a particle shape, "particles."
// addPP will add an attribute "myEmitterRatePP" to particles, will connect
// particles.myEmitterRatePP to myEmitter.ratePP, and will set myEmitter.useRatePP
// to true.