Autodesk Toxik 2008 を操作する

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Toxik 2008 Export 機能を使って、Maya シーンの情報を Autodesk Toxik へとエクスポートできます。compositingInterop プラグインのインストールを必要とした Toxik 2007 とは異なり、Toxik 2008 Export 機能は自動的に Maya へとロードされます。Toxik 2008 を使用すれば、シーンのレンダーレイヤをもとに、Toxik プロジェクトファイルを Maya 内から生成することができます。合成グラフには、関連するイメージシーケンスのファイル名、Maya のブレンドモード、レイヤ特有のレンダー設定が含まれます。

Toxik がサポートしているイメージファイルフォーマットを使用する必要があります。たとえば、name.ext.# のイメージファイルフォーマットは Toxik との互換性がないので、使用しないでください。レンダリングしたイメージシーケンスは、ファイル拡張子を最後にします（たとえばname.#.ext）。これにより、Toxik 2008 がシーケンスを認識できます。サポートしているファイルフォーマットの詳細については、Toxik ユーザマニュアルを参照してください。
Toxik へとエクスポートする場合、Toxik 2008 Export プラグインはすべてのレイヤのベースパスが同じであることを要求するため、シーンのレイヤは同じ Maya プロジェクトディレクトリへとレンダーします。
シーンを Toxik 2008 へエクスポートするには
1. 必ず、シーンファイルにプロジェクトを設定してください。プロジェクト内には scenes フォルダが必要です。エクスポートした Toxik プロジェクトファイルは、デフォルトでは scenes フォルダに保存されます。さらにシーケンスを格納する Images フォルダを作成することもできます。
2. シーンを Maya でバッチレンダーし、レンダリングしたイメージシーケンスはファイル拡張子を最後にします（たとえばname.#.ext）。
3. レンダー > Toxik 2008 へレンダー（Render > Render to Toxik 2008）を選択します。Toxik へエクスポートオプション（Export to Toxik Options）ダイアログボックスが表示されます。
4. Toxik インストールディレクトリ（Toxik Install Directory）以外のすべてのフィールドは、空白にしておくことができます。デフォルトでは、Toxik のプロジェクトファイル名はシーンファイル名と同じになり、シーンファイルと同じフォルダに保存されます。たとえばシーンファイル名が myscene.ma の場合、対応する Toxik プロジェクトファイル名は myscene.ma.txproject になります。
5. エクスポート（Export）を選択します。シーンファイルの Toxik へのエクスポートが終わるまで、時間がかかる場合があります。
6. Toxik の既存（Existing）タブをクリックし、myscene.ma.txproject ファイルを探し、合成 > 開く（Composition > Open）を選択してファイルを開きます。
注: レンダー > Toxik 2008 へエクスポート（Render > Export to Toxik 2008）ではなく、そのオプションボックスを選択してください。
関連項目
- レンダー > すべてのレイヤを Toxik 2007 にエクスポート（Render > Export All Layers to Toxik 2007）
- レンダー > 選択したレイヤを Toxik 2007 にエクスポート（Render > Export Selected Layers to Toxik 2007）