選択したマッスル オブジェクトのベース ポーズをリセットする
 
 
 

どんなカプセル、ボーン、またはマッスルでも、ベース ポーズのリセットや作成を行うことができます。これにより、スキン デフォーマ全体を削除して再作成しなくても、マッスルやボーンの位置を調整できます。

たとえば、ジョイントまたはカプセルを配置してポイントにウェイト付けした後、より正確な変形にするためにカプセルを移動する必要があると判断したとします。このような場合、ウェイト付けを失って接続解除してからマッスル デフォーマを再作成しなくても、ジョイントを再配置してそのベース ポーズをリセットすることができます。これにより、マッスル デフォーマは、オブジェクトが前からそのポーズでバインドされていたかのように処理します。

NURBS マッスルのデフォルト シェイプを編集する場合は、そのベース ポーズもリセットする必要があります。移動したジョイントやカプセルをリセットする場合は、それにアタッチされて移動した子カプセルやマッスルもリセットする必要があります(つまり、変更されたものとその下位の階層全体をリセットする必要があります)。

カプセル、ボーン、マッスルのベース ポーズをリセットするには

  1. ベース ポーズをリセットするカプセル、ボーン、またはマッスル オブジェクトを選択します。
  2. マッスル > マッスル オブジェクト > 選択したマッスルオブジェクトのベース ポーズをリセット(Muscle > Muscle Objects > Reset Base Pose for selected Muscle Objects)を選択します。

    関連するあらゆるマッスル デフォーマに対して、オブジェクトがリセットされます。リセットするオブジェクトが NURBS マッスルの場合は、マッスルは自動算出された値を使用して、スティキー バインド距離を自動的に再計算します。終了すると、オブジェクトが前から同じようにバインドされていて何も変更されなかったかのように、スキン デフォメーションが表示されます。