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カスタム アトリビュートは、アトリビュートの追加(Add Attribute)ウィンドウを使用して自由に定義して追加できる、オプションのアトリビュートです。カスタム アトリビュートはオブジェクトに対してダイナミックに追加されますが、Maya の組み込みダイナミック アトリビュートと区別するために「カスタム」と呼ばれます。

カスタム アトリビュートは、Maya のオブジェクトの特性に対して直接的な影響はなく、他のアトリビュートを制御するために使用されます。また、他のアトリビュートによって読み取られる値を一時的に保存するための変数として、カスタム アトリビュートを使用することもできます。

カスタム アトリビュートをオブジェクトに追加すると、そのアトリビュートがアトリビュート エディタ追加のアトリビュート(Extra Attributes)セクションに表示されます(キー設定可のアトリビュートについてはチャンネル ボックス(Channel Box)にも表示されます)。

関連項目

オプション

アトリビュート名(Attribute Name)

追加するアトリビュートの名前を入力します。

アトリビュートをキー設定可(Keyable)

このオプションをオンにすると、アトリビュートがキー設定可になります。キー設定可のアトリビュートについては、『アニメーション』を参照してください。

データ型(Data Type)

アトリビュートのデータ型を選択します。

vector

3 つの float(浮動小数点数)を要素とする vector(ベクトル)型のアトリビュートを作成します。

float

浮動小数点型のアトリビュートを作成します。

int

整数型のアトリビュートを作成します。

boolean

オン/オフ値からなるアトリビュートを作成します。

string

文字列アトリビュートを作成し、ファイル名などのデータをアルファベットで入力できるようにします。

enum

「列挙型」リスト、つまりプルダウン リストから選択ができるアトリビュートを作成します。

注:float または int を選択した場合、数値アトリビュートのプロパティ(Numeric Attributes Properties)も設定できます。

アトリビュート タイプ(Attribute Type)

アトリビュートのタイプを選択します。

スカラー(Scalar)

1 つの値をオブジェクトの全パーティクルに適用する、オブジェクト単位のアトリビュートを作成します。データ型に vector を、アトリビュート タイプをスカラーに設定すると、3 つの数字からなる単一の値と考えることができます。スカラーを選択すると、float アトリビュートまたは int アトリビュートに最小(Minimum)最大(Maximum)デフォルト(Default)の各値を指定することができます。

パーティクル単位(配列)(Per Particle (Array))

パーティクル単位のアトリビュートを作成します。このタイプのアトリビュートには、パーティクルごとに異なる値を代入できます。パーティクル単位(配列)を選択した場合は、初期状態アトリビュートの追加(Add Initial State Attribute)をオンに設定して、対応する初期状態アトリビュートを作成することもできます。

初期状態アトリビュートの追加(Add Initial State Attribute)

このオプションをオンに設定すると、追加されたアトリビュートに、対応する初期状態アトリビュートが作成されます。初期状態アトリビュートが存在しない場合は、パーティクル オブジェクトのアトリビュート値を初期状態値として使用するため保存できません。したがって、アニメーションを巻き戻したときのカスタム アトリビュートの初期値を指定するには、作成エクスプレッションを作成する必要があります。カスタム アトリビュート用の作成エクスプレッションを記述する場合は、アトリビュートを追加するときに初期状態アトリビュートの追加をオフに設定します。それ以外の場 合、パーティクル単位のアトリビュートのカスタム アトリビュー トを追加するときには、常に初期状態アトリビュート(Initial State Attribute)の追加をオンに設定します。

数値アトリビュートのプロパティ(Numeric Attribute Properties)

スカラー(Scalar)アトリビュートの場合は、最小(Minimum)最大(Maximum)のフィールドにそれぞれ最小値と最大値を入力して、アトリビュート エディタまたはチャンネル ボックス(Channel Box)内のアトリビュートの最小値と最大値を設定することができます。デフォルト(Default)フィールドにはアトリビュートのデフォルト設定値を入力します。

enum 名(Enum Names)

enum アトリビュートを新しく追加するときに、使用可能な文字列のリストを定義する必要があります。変更可能な enum 名リストには、"緑(Green)" および "青(Blue)" の 2 つのデフォルトの文字列があります。変更を行うには、Green または Blue を選択し、新しい名前(New Name)テキスト フィールドに新しい文字列を入力します。新しい文字列を追加するには、最後のリスト項目の下にある空白部分をクリックし、新しい名前テキスト フィールドにその文字列を入力します。

次の名前は、(ダイナミック)シェーディング アトリビュート用に予約されています。これらの名前をカスタム アトリビュートに使用することもできますが、シェーディング ネットワークに予期できない問題が発生する恐れがあります。たとえば、シェーディング時に uvCoord 値が与えられるため、カスタムで作成した uvCoord アトリビュート値が無視されるといった問題が生じます。

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